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vol.1612『愛媛予選振り返り』
今年はコロナウイルスの影響もあり、ほとんど野球の試合を見る機会が
ありませんでした。
という訳で愛媛予選の運営が今年の学童野球を感じることになりました。
愛媛予選は7・8年前から自主運営に切り替わったのですが、
招待大会が多く、どうしても一気にやり切ってしまわないといけない風土。
それをたった二人の運営委員さんで回して頂く訳ですが、
阿部委員長は店舗運営、山田委員は息子さんが強豪高校野球部員で数少ない
夏の試合の機会ということでポップ係長運営して参りました。
事前準備はほぼ運営委員様がしてくださっているので、当日の運営サポートと
チーム対応がお勤め。
でも四国で初めて予選が行われた地域なので、全国出場チームのユニフォームを
見れる楽しみが最も多い県。
初日でベスト4が出揃い、なんと全てがファイナル経験チームというのも
演出が憎いじゃないですか。。。
決勝戦は阿部委員長も塁審に立ちながら試合の総評をしてくれました。
ちなみに阿部委員長はかつてチームを率いて全国大会にまで進んだ名監督。
よくあれだけ選手を混乱させずに操るものだと感心するくらい。
【以下阿部委員長評】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
決勝戦は常盤vs日高共に全国大会の経験のあるチーム同士の対決になった。
今年の大本命常盤は、体型、パワー、スピードとどれをとっても
県内トップクラス。
一方の日高はと言うと、見るからに明らかに劣勢と見えるちびっ子軍団。
試合はおおよその予想とは逆に日高優勢で試合が進む。
初回にノーヒットで足と小技を絡めて難なく先制。
その後も毎回のようにランナー出し、ツーアウトからのタイムリーなどで
中盤までに3-0と優位に進めるも…中盤、常盤が牙を剥く。
エラーも絡んだが、あっとゆう間の逆転勝負あったかに見えたが、
こっからが日高の野球の面白い所。
ノーアウトでランナーが出ると足と小技を絡めてスコアリングポジションに
ランナーを置くとスクイズを匂わせる。
やるぞやるぞと見せかけてやらないスタートを切ってウエストすると、
やらない逆ダチョウ倶楽部作戦とでも言おうか…
かと言ってストライクゾーンに投げると涼しい顔をしてスクイズを決める。
そして、ダブルスチールを仕掛けたり、ディレードスチールをしたり
攪乱させて、再逆転に成功。
狙ってやるから見ていて面白い。
それが決まるからもっと面白い。
そのまま逃げ切るかに思えたが、最終回…悲劇が起きる。
最後は力尽き、結果は逆転のサヨナラ負け・・・。
強さ=人気とはよく聞くが
ジャイアントキリングや金星も面白いチビっ子軍団、
また見に行こうと思う。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
昨年のファイナルブロンズ日高軟式の西浦監督の疲れ切った顔・・・
劇的な終わりを見ただけに私も目が潤みました。。。
ホンマに愛媛予選の試合はいつ見てもドラマがある。