少年野球 - 八木崎ジャガーズ

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中学学校総合体育大会観戦記

 
2012-06-03 16:42:19
久しぶりの投稿です。

八木崎ジャガーズのPOP1期生が中学3年生となり、中学最後の公式戦である学総に多くの選手が出場していました。平日でしたが、何とか準決勝1試合を観戦することが出来ました。この試合は少年野球に携わる者として多くのことを感じ、学ぶことが出来た1戦で思いのまま感想を投稿します。

観戦した準決勝のO中学とK中学の一戦には我八木崎ジャガーズの選手6名が両校に分かれ、同じグランドに立ってました。また、少年野球時代のライバルチームであった上沖イーグルス、内牧少年野球クラブ、三枚橋フアイターズ、春日部南ダックスの選手も多く出場しており、成長した彼らの姿を見ることが出来ました。

名門のK中学と雑草軍団O中学の実力差ははっきりしていました。然しながら結果は延長10回サドンデスの死闘の上で、O中学が6−2でK中学を破りました。O中学にとっては10回やって1回あるか?ないか?のベストゲーム。そのベストゲームがなぜ?中学最後の公式戦で出来、実力に勝るチームで勝てたのか?いくつかの要因があったと思います。私が感じ、学んだことは下記のこと。

@少年野球でも大半の大会が準決勝後、同日に決勝戦が行われます。決勝戦のことを考えて、準決勝を戦ってはいけない。O中学は全く決勝戦のことを考えず、勝っても負けても最後の最後の試合として臨んでいた。

A相手を見くだしてはいけない、相手に敬意をもって勝負に臨まなければいけない。外野の守備位置はO中学とK中学では20メートルも違うように見えた。

B学生野球はやっぱり楽しむべきだ。ベンチのムードは確実にO中学のが楽しそうに見えた。イニングごとに全選手がアウトを取った選手を迎えていた。

C選手数の多さ=チームの強さではない。選手が多ければ、ボールに触る機会が減り上手くなる機会も減る(特定の選手しか上手くなれない)。

D当たり前だが、「絶対に勝つ」「絶対に負けたくない」この気持ちが強いとき番狂わせが起こる。(含むスタンド)

本当はもっと書きたいことはあるのだけれど、字数制限と誤解を避け、この程度にしておきます。

最後にこの大会のMVPは準決勝、決勝と17回を黙々と投げたO中学のエースだと思います。彼は決して、「強い中学で野球をやりたい」とは言わない。「自分が強い中学にする」と言う。

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