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キャッチボール

 
居酒屋 2015-10-17 19:12:44
グランド挨拶後のランニング、体操、柔軟、そしてキャッチボール
この中に、子供たちのすべてが表現されます。

年下の子のお手本となるべく、お兄ちゃん達の言動行動。
子供の体の調子の良し悪しもも確認できます。
バランス感、リズム感、体の軸、そして一体感。
子供のいろんな様子が伺えます。

怪我をしないための柔軟、ストレッチ。
そして、キャッチボール。

1 まず、両手で取ること!
2 足を使って正面に入ること!
3 相手の胸にしっかり投げること!
4 プラス大きな声で呼ぶこと!

子供達全員でこの4つを大きな声を出して言った後に、キャッチボールが始まります。
たとえ、この4つができなくとも、やろうとする姿勢や気持ち。
たとえ、うまくいかなくとも、相手に対して「ごめんなさい」という気持ち
相手が素晴らしい送球をしたときの「ナイスボール」という声かけ
相手が暴投したときの「ドンマイ!」という声かけ

ボールを投げたり、受けたりだけのキャッチボールでなく、
優しい気持ちのこもった「言葉のキャッチボール」もして欲しいものです。
「しっかり投げろよ」「ちゃんと取れよ」では・・・
自分さえよければの、独りよがりのキャッチボールからは、何も生まれません。

相手を思う気持ち、仲間を思う気持ち・・・
相手が暴投したとき、相手が頑張って難しいボールをキャッチしてくれたとき、
その「言葉のキャッチボール」の積み重ねが、子供たちの一体感、信頼感をうみます。

「ごめんなさい」の声がないとき
「ナイスボール」の声がないとき
「ドンマイ」の声がないとき
皆様はどんな風に子供たちを見守られますか?

試合で負けても、元気で負けない!
試合で負けても、仲間を想う気持ちで負けない!
そんなチームに、野球の神様は微笑んでくれて、ご褒美をくれるはずです。
そこがままならない間は、勝利の喜びはまだまだお預けです。

そう簡単にはいきませんが、諦めずに継続です。
なぜなら野球の神様は「あきらめる」人にはきっと微笑まないと思うからです。
皆様、頑張って参りましょうね。大人の底力を子供たちに見せつけましょうね。

なんてったって、私たちの「宝物」がそこで頑張っているんですから・・・

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