秋晴れの6日、防災グランドで行なわれた川島大会2回戦、高坂小戦。
1回戦の唐子小戦は守備の乱れから追い上げられながらも何とか1点差で逃げ切ったという薄氷を踏むような試合だったので、今日は堅くいきたいところ。
この試合、2回に相手のミスで取った1点を先発ユキトが丁寧なピッチングで4回まで高坂打線をノーヒットに抑えていく。
5・6回と1本ずつヒットを打たれたものの後続を断ち、無失点で切り抜けるが、市の川もスコアリングポジションのランナーを返すことが出来ずに何ともじりじりとした展開。
そして迎えた7回の高坂小の攻撃。
このまま何とか逃げ切れるかと思ったが、先頭にヒットを打たれてしまうと続くバッターにライトオーバーの3塁打で同点に追い付かれてしまう。
なおも、無死3塁と絶体絶命サヨナラの大ピンチ!
ここでクボ監督が自らマウンドへ出向き選手全員を集めて皆の気を引き締めるとその声に選手が応えたのか、ユキトが続く3人を外野へ打たれることなく、見事に打ち取り1-1の同点でサドンデスに突入した。
先攻市の川は無死満塁の状態からホリの押し出し四球とユキトのスクイズが決まったものの奪えたのは2点のみ。何とも物足りない攻撃となってしまった。
その裏、投手はタケに交代。
緊張からか先頭に押し出し四球を与えてしまい、わずか1点差。
しかし、ここからタケが燃えた。
まず3番を空振り三振、4番にはセンターフライを打たれたがライナー性の当たりだったこともあり、タッチアップを許さずに2アウト。
そして5番を渾身のストレートを投げ込み見事空振り三振でゲームセット!!
胃の痛くなるような試合を何とかモノにした市の川、次は楽に見られるような試合にしたいものだ。 |