8日(水)の練習で久しぶりに雷を落としました。それは土曜日の5年生大会に向けて6年対5年の練習試合中のことです。B5と呼ばれている5年生にとても腹が立ちました。B5は1年生から入部し野球を良く知っていますので今では6年生を押しのけてレギュラーとして活躍しています。6年生はいつも練習試合で負けていますので何とか勝ちたくて必死でした。エースの涼太が投げればB5と言えどとても打てませんから良太にはピッチャー禁止の指示を出していました。ところが珍しく6年生が2点リードで最終回を向かえたのです。6年生キャプテンの涼太は意地でも勝ちたくて投げさせてほしいと訴えたのです。そこで私は涼太がどんなピッチングをするか、B5がどんなバッチングをするか見てみたくなり許可をしました。最初のバッターは5年生大会に昇格してきたリョウスケです。大阪ではトップクラスのスピードですからバットに当てるのが精一杯です。B5のメンバーはベンチから「バットを短く持て」「もっとキャッチャーよりに立て」とかいろいろ指示を出していました。ファールで粘るリョウスケに「よっしゃー当るで頑張れ」と励ましている姿はさすがB5と感心しました。しかしリョウスケはあえなく三振です。リョウスケはすごく頑張りました。問題はその後です2番バッターからB5が四球とボテゴロ内野安打を鋏んで5人とも登場してきました。5人ともバットは通常通りのグリップでベースの中央に立ち大振りをしていました。どうすれば良いかは解っている5人です。Bチームのリョウスケに指示したことを誰もしません。そこには俺たちは上手いとのおごりがあったのです。実力もないのにAチームのレギラーになれているのはチーム内の競争に勝っただけのことです。強いチームに行けばレギラーは取れないし、チーム内にも虎視眈々とレギラーを狙っている6年生がいることを忘れているのです。あえなく三振でゲームセットになった5年生キャプテンと副キャプテンさん「お前たちに涼太のボールが打てるわけ無いやろ・・・」もっと謙虚になって良太のボールに必死にくらいついてほしかった。それが残念で雷を落としたのです。
又セイヤマ君をほめてしまいますがレギラー取りに必死ですね。それが逆転3塁打になったと思います。どの大会も準決勝、準々決勝が近づいています。これからは強いチームばかりです。野球をなめたらあかん。1球に泣き、1球で笑う、1点の重みをずいぶん経験した筈です。冷静に落ち着いて、そして熱く燃える野球をしましょう。 |