誰だって自分の子供が一番可愛いはずです。
野球の素晴らしさは「力を合わせること」だと思います。子も親も・・・
試合中でさえ、助けてもらったり助けてあげたり・・・
子供たちには「力を合わせて」と言っているのに、親同士のヒソヒソ話は・・・
試合に出る先発メンバーを見て、あるいは試合途中の選手の起用について
親がこう言うチームは少なくないそうです。
「なんであの子が試合に出てるの?」
「なんでうちの子が先に入ったのに?」
「なんでうちの子の方が上手いのに?」
「なんであの子の親は何もしないのに?」
「監督、コーチの子供だから・・・?」
もしかしたら、皆さんはこんなことを聞いたこと、耳にしたことはないですか?
わたしが見る限り、我がチームにはそんなことはないと思いますが、
このことをひとつ取ってみても、少年野球に関わる姿勢が間違っていると思います。
きっとそんなチームは親同士のトラブルでチームが分裂したり、
純粋に野球をしている子供達か引き離されたり、大好きな野球を辞めさせられたり・・・
親は「子供をなんとか自立させ」
指導者は「人を育てるお手伝い」
地域は「我が子同様に見守る」
といった、親・指導者・地域の三つのトライアングルが子供の大きく成長させます。
他人の子供に対しても我が子同様に見守る事の出来ない空気が、チームにあるとすれば、
その環境は子供にとって、決していい空気とは言えません。
不思議なことですが、他人のことを思いやると、最終的には自分の元に助けてもらったり
力になってもらったりして返って来くもんですよね。情けは人の為ならずとも言うんでしょうか・・・
子供たちの純粋な気持ちを壊したり
チームでトラブルを起こす原因は
常に私たち大人であることを忘れてはいけません。その該当者になってはいけません。
わたしは、主役は「わたし」と「わたしの子供」ではなく
主役は「子供たち」ということいつも重きにおいて、そのことを常に心掛けています。
子供たちの笑顔はやっぱり最高ですもんね! |