監督やコーチが子供たちを集めて、多くの話をします。
私はもちろん監督の話、コーチの話に耳を傾けますが、それと同時に、子供たちの聞く姿勢に注意を払います。
十人十色とはよく言ったもので、
監督の目をみてしっかりと話を聞き、理解をしようとする子
視線が定まらず、監督の話に、上の空っぽい子
脱いだ帽子をずっといじって、手元が定まらす、落ち着きのない子
そんな子供たちの様子を見て、色々と考えてしまいます。
「この子は、人の話をしっかりと聞き、上達していくだろうな」
「この子が、しっかりと話を聞くようになるには、どうしたらいいのかな」
「その子、その子で、成長のスピードは様々だから、いつかのタイミングで、きっかけをあげたいな」
聞いてもいないのに、分かってもいないのに
「はいっ!!」と元気な返事さえすれば、「監督・コーチからのお咎めはない」
と、無意識に子供の知恵が働く感じのこどもたちもいるかな・・・
人の話をよく聞き、そのことを理解し、良いイメージして、実践する・・・
野球だけに関わらす、人として大切な、また、当たり前のことだと思います。
アメリカの少年野球チームでの話ですが、監督・コーチが子供たちを集め、話をしていても、
聞いていない子、注意力の散漫な子、中には寝そべって全く話を聞かない子、放任しているようです。
なぜか?・・・
自己責任のようです。海の向こうでのカルチャーの違いともいうのでしょうか。
余談ですが、私の会社でのかつての部下に、体育会系の返事の素晴らしい部下がいました。
しかし問題なのは、話を、内容を理解していないのに、
「はいっ!!」と私自身疑う余地もないほどの返事です。
彼は、ずっと少年時代、野球をやっていたそうです。
当たり前のように、その部下は、周りからの信用も薄く、日々苦労していたなって感じの記憶があります。
彼の所属していた球団ってきっと・・・
子供たちをなんとか一歩前に・・・
全員の一歩前が、球団としての大きな前進になる。子供たちの成長につながる
向き合えば向き合うほど、知恵熱が出てきそうですが、そのカンフル剤は、
やっぱり
「子供たちの笑顔(^O^)」かな。感謝感謝。しぇーしぇー |