準々決勝、勝てばベスト4、府大会出場権である3位以内を大きく引き寄せる大事な一戦。
相手は春に負けている千里山パンサーズさん。
先発は優太。
初回、ヒットでランナーを出すも後続を打ち取り無得点に抑えます。
先制点がほしい初回の攻撃、1・2番が倒れ、2アウトとなるが、3番日向が2塁打で出塁。
続く4番陽太の大飛球がライトに・・ライト線に落ちそうな打球をライトの好捕に阻まれます。
パンサーズさんの守りはよく鍛えられています。
声もよく出るし、みんな諦めず必死に打球に飛び込んでいきます。やはり手強い相手。
2回裏の攻撃でもヒットでチャンスを作るも痛い走塁ミスでチャンスを潰します。
こういったミスのあとは試合の流れが変わってしまうもの・・嫌な予感が的中。
3回表に試合が動きます。
エラーからピンチを招き、連打で2点を奪われます。
その後もピンチは続きましたが何とか2点で食い止めました。
今までなら大量点を奪われていたところ、そこは少し成長した部分。
ただ、やはりアウトにできるところを確実にアウトにしておかなければピンチを広げ失点に繋がります。
片山南の守りは受身、パンサーズさんの守りは攻め、ここがパンサーズさんとの差です。
結局、この2点を跳ね返すことができず、2−0で敗戦。
優太はエラー絡みで2点は取られたが、7回を無四球で完投してくれました。
今大会は陽太が投げられない中、優太の成長が大きな収穫でした。
今大会も残念ながらベスト8止まり。またしてもベスト4の壁・・それが今の実力だと素直に受け入れるしかない。
同じ相手に二度も府大会を阻まれ、全員がくやしい気持ちを持っているはず。
ただ、そんなことは当たり前。くやしいと思うだけならまたやられます。
二度とこんなくやしい思いをしたくなかったら、じゃあそのために何をしなければならないか、それを感じないと何も変わらない。
千里山パンサーズさんは本当にいいチームです。
選手を信頼した強気のベンチワーク、それに元気一杯の全力プレーで応える選手たち、府大会まで進んで活躍してほしいと思います。
しばらく大会はありません。
残りの大会で本当に勝ちたいのなら、この夏の練習は死に物狂いでやらなければならない。
一人、二人だけが頑張ってもだめ、下級生も含めたAチーム全員が同じ目標に向かって一つにならないとチームとしての成長はない! |