あるテレビのワイドショウでのひとコマ、
リオ・デジャネイロで開かれている柔道世界選手権にて、金メダルを取った高藤直寿選手のことに関する内容でした。
親御さんが出演しており、幼少時代の高藤選手の映像も流れていました。
幼い頃からずっと、ひたむきに柔道が大好きで頑張ってきた好青年って印象でした。
親として幼い頃から、高藤選手に対して、どういったことを大切に思ってやってこられたのか、
テロップが私の目に飛び込んできました。
「個性を大切にする」「短所を責めない」
確か、イチローのお父上もそんな感じのことを言っていたように記憶しています。
やはり、日本人のカルチャーとは、すこしちがうよなっていう印象です。
親は、大人は子供のためを思い、ついつい知らぬまに、子供たちの短所を指摘しまいがちであるかもしれません。
どこまで、どれだけ、子供たちのために、暖かく、長い目で、子供たちを見守ってあげることができるか、子供たちのそれぞれの性格や個性を受け止めて認めてあげることができるか、簡単なようで、ここが一番難しいかな・・・
それと本人の試合を終えたあとの一言
「楽しかった・・・」
この意味合いでの「楽しい」はずごく意味深いとも思いました。
夏の甲子園のアルプススタンド、エースピッチャーの母親の一言、
「とにかく、楽しんでもらいたいです」
捉え方によったら、批判を浴びてしまいそうな言葉のように思いますが、
言葉では表現できない「楽しい」がそこに潜んでいるような気がします。
ながい人生において、きっと経験しておいたほうが良いこと、
頑張った者だけが、垣間見れることのできる時間、
子供たちが、「野球が好きでたまらない」
どうすれば、子供たちがそういった気持ちを持って野球と向かい合ってくれるか、そう思い、これからもグランドに立ち、子供たちとの時間を大切にしていきます。っていうかしていきませんか? |