私は子供たちの返事「はい!」をあまり信用していません。
私はいつもいつも、子供たちを集めて何らかの話をします。
その話が終わった後に、必ず子供たちに確認をします。
私 :「わかりましたか?」
子供達 :「はい!」
私 :「元気のない返事だな。本当にわかりましたか?」
子供達 :「はい!!」(一回目よりかなり元気な「はい」です)
(この時点で子供たちの元気な返事に大人たちは騙されてしまい、変な自己満足感に包まれてしまいがちです)
私 :「何がわかりましたか?○○君」
○○君 :「・・・・・」
かなりの高確率で、子供たちは、大人の言ったことを聞いていない、また理解していません。
今年一年間、このように子供達とこの会話バトルを繰り広げてまいりました。
感想ですが、この一年間を振り返ると、
少しは聞く耳を持って、理解できるようになった子供達か増えたな〜です。
私:「何がわかりましたか?○○君?」
○○くん:「・・・・・」
私:「今の話わかる人、手をあげて!」
積極的に手を上げる子供たちが、年初より増えてきました。
この会話をするとき、いつも思うことがあります。
「人の話をきちんと聞けるように・・・」
「話をしている人の目を見て、話を聞けるように・・・」
大人の自己満足で終わらないように、威圧的な言葉で、言った言わないでなく、
子供たちに本当に伝わったかどうか・・・
「人の話をしっかりと聞ける子、理解できる子が、野球ドンドン上手になるんやで」
この言葉が魔法の言葉ほどではないですが、どうやら子供たちには効くようです(笑)
学校の授業でも、このくらい積極的に活発に自信を持って手を挙げてくれてるといいな〜
子供たちの成長が、私たちの成長であるように、
答えはやはり子供達です。
これからも子供達とドンドングングン共に成長していけますように・・・
理解もしていないのにする返事「はい」は
子供たちの大人のイライラ回避の防御策です。
「ハイ」さえ言ってさえすれば、イライラ大人軍からのお咎めはない。
子供たちの無言の抵抗、もしくは知恵かもしれません。
そのことを理解できると、今後の子供たちとの関わり方が明確になってくると思いませんかA沼さん!
やはり日々精進ですね。 |