紅白戦のさなか、ベンチの裏で、入団したばかりのゲンタが、バッティングの練習をしていました。
とある6年生のお父さんと5年生のお父さんがそれはそれは熱心に指導されていました。
私は、ベンチに入っていたため、試合を進めながら、
どんな風にゲンタがバッティングの指導を受けているのか、その声を背にしながら、ずっと聞き耳を立てていました。
A永さんも、U泉さんもそりゃーもう必死でした。
私の個人的な感想ですが、
あれこれ言われすぎて、ゲンタが迷ってしまわないかな〜
少々心配しておりました。
でも、ゲンタが自分の親以外の大人から、指導を受け、愛情をたっぷり授かっている。
その熱の入った指導の声を聞きながら、私は嬉しくて、どことなくニコニコしておりました。
ヤマトもハルトも違うダイヤモンドで練習をしているのに・・・
ゲンタが公式戦で、練習試合で、もしヒットを打とうものなら、
A永さん、U泉さんのアドレナリンは、どっと吹き出してきます。
指導と指摘・・・
指摘は誰にでもできることですが、
お二人共、子供の芽を摘むような指摘はこれっぽちもなく、
しっかり指導されていました。
公式戦で、練習試合で、ゲンタが打つヒット、しかとこの目で受け止めたいですね。
自分の子供事だけで、一喜一憂するだけより、
自分の子供の仲間の事でも、一喜一憂できる。
イライラも喜びも、自分の子供だけより、2倍3倍に跳ね上がります。
きっとそういった親の姿勢が、球団においてのいい空気を作り出し、
ヤマトやハルトにも良い何かが授かるものです。
他人の子も、自身の子のように見守る。
口で言うのは簡単ですが、なかなかどうして、できないものです。
皆様の子供たちへの、愛情注入・・・
期待しております。
よろしくお願いいたします。
ただし、子供たちが迷わないように、アドバイスは多くて、ひとつかふたつです。
できないことが、できるようになった子供には、抱きしめるくらいの、
愛情たっぷりの、お褒めの言葉をよろしくお願いいたします。
自分の子供には、なかなかできない部分ですから・・・ |