ある子の野球ノートに書いてあった文章。頭を離れないフレーズがあります。
「ゴロを打って、相手のミスを誘い、そして出塁する」
皆様はどうお考えになられますか?
小学生の学童野球においては、相手のミスで勝てる試合の割合が高いかもしれません。
が、中学、高校においては、その割合は小学校ほど・・・
我チームのバッターが内野ゴロを打ち、内野がボールをファンブル。
私たち大人はそのミスに対して、手を叩いて喜んでやしないでしょうか?
試合に勝ちたい。そのためには塁に出ないと。転がせばもしかしたら・・・
相手のミス狙いのバッティングから生まれてくるものとは、いったいどんなものなのでしょうか?
子供たちが勝ちたい!と思うのは全然ありだと考えます。
大人も子供達と同じくらい勝ちたいと思うと、少し危険な気がします。
勝ちたいが優先しすぎると、大切な何かを見落とし。また見失います。
正々堂々と戦った結果から、個人、チームとして不足を見出し、それを克服していく。その繰り返し・・・
負けから学ぶ方が多いはずです。
その子の野球ノートの返事に
内野の間を抜く、強いゴロを打とう!
そのためにはやはりフルスイングしかありません!
と・・・
子供たちの野球ノートを見ていていつも思います。
みんな野球が大好き!
子供たちがいいチームを目指せるよう、これからも見守っていきます。 |