頑張っている子ほど、真面目に野球に取り組んでいる子ほど、肘肩の故障の確率が高くなってしまう傾向があります。
練習の土日以外でも、ボールを投げたり、遊びで友達と野球をしたりと・・・
原因と推測さることは、正しい投げ方をしていない、できていない・・・。
もしくは、投げすぎ・・・
子供の頃に身についた投げ方は、大人になってもそう大きく変わりません。
よくない投げ方のまま、大人になってもその投げ方になります。
つまり、理にかなっていない投げ方のままだと、先々、故障の確率は上がってしまいます。
またゴールデンエイジ(様々な運動をどんどん吸収して自分のものにできてしまう小学生高学年時期)時は
まだ骨も柔らかく、剥離骨折になる可能性が・・・
少年野球界には、我がチームだけではなく他チームにおいてもこのことが大きく影を潜めています。
子供は痛みに対して大人ほど表現か豊かではありません。張りなのか、筋肉痛なのか、違和感なのか・・・
それらを総して、子供たちは「痛い」としか表現できないのかもしれません。
親の期待に必死になり、監督コーチの期待に応えようと、子供達は必至です。
故障された子を持つ親としては、複雑な思いもたくさんおありだと思います。
大人が守らなければならない。
目先の勝利が、大切な「何か」を見えづらくさせてしまいます。
子供達が大輪の花を咲かせるのは、学童時代ではないかもしれません。
高校・大学で大好きな野球を続けてもらうには、子供の体を勉強することが必要だと考えます。
子供はすぐに上手くなります。時間をかければさらに上手くなります。
そこが「落とし穴」なんです。 |