みなさんは、ベーブ・ルースという野球選手をご存知でしょうか?
彼は21年間の現役時代において、本塁打(ホームラン)を714本打ち放ち、
「野球の神様」と言われ、アメリカ合衆国の国民的なヒーローなんです。
その彼が714本の華々しいホームラン記憶に加え、それ以上に素晴らしい記録があるのもご存知でしょうか?
1330回の三振。
成功の裏に秘められた、数多くの失敗があったからこそ、その大記録が生まれたのだと思うんです。
先日の子供達とのバッティング練習にて、空振りをひどく恥ずかしがる子供達がたくさんいたのですが、
そんな子供達の空振りに私は
「コーチが今まで空振りをして、君たち怒ったことがあったか?」
「全然問題ない。」「恥ずかしくないよ」と伝えたんです。
なぜか・・・
そこにはチャレンジした姿勢があるからなんです。
もし大人が
「あんな高めのボール球振って、ストライクを振らないと・・・」と子供に言いました
確かに正解です。
その大人の愛情ある言葉に、「この次は!」と頑張る選手もいることでしょう。
ですが、
その言葉に、チャレンジ・テンションを落としていく選手もいるはずです。
なぜか?
「怒られたくない」「がっかりさせたくない」
そんな心情の子供達もたくさんいます。
バッターボックスは、大人の立ち入ることのできない場所です。
私はいつだって、失敗を恐れずフルスイングで空振りした選手に
「ナイススイング」と声援を送ります。
厳密にいえば「ナイススイング」ではないのですが、
チャレンジし続ける気持ちを大切に思い、そのチャレンジに賞賛をと・・・
失敗の数だけ成功があります。
「成功」の反対は「失敗」はなく、それは
「チャレンジしないこと」
そう考えます。
私たち大人にしかできないことは、
失敗を受け止め、見守り、チャレンジし続けられる環境作り!
そこが子供達にとってのベストサポートだと考えます。
今よりたくさんの子供達に伝えてみませんか?
「ナイスプレー!!」と
今よりたくさんの子供達に投げてみませんか?
「ナイススイング!!」と |