卒団生の浅井玲於君
彼の夢が、小学生時代に書かれた作文につづられています。
東海大甲府に入寮し、自身の夢を叶えるために、遥か山梨へ・・・
あれから早や一年半が経とうとしております。
今期の秋季山梨大会で決勝にコマを進め、関東大会にで2回勝利し、ベスト4入りすれば、春の選抜の切符を手に入れることができます。
ライバルたちがひしめき合う中、彼は山梨大会では「9」の背番号を勝ち取り、何試合かはスタメンで出場しましたが、結果に恵まれず、関東大会では「18」の背番号に・・・
関東大会の一回戦、スタメンではありませんでしたが、試合序盤の大事な場面で、代打浅井!
玲於は見事にチームに流れを引き寄せるタイムーリーを打ち放ちました。
残念ながら関東大会一回戦で姿を消し、彼の夢は夏まで持ち越しとなりました。
私は彼の親ではありませんが親バカです。わかります。
彼の心情やモチベーション。そして彼のおかれている環境。
妄想で想像しました。
「這い上がってこい浅井!」
監督・コーチにそう期待され、叱咤激励のこの感じ。
玲於に手紙を書こうと決めました。
「玲於、元気してますか?ごはんちゃんと食べてますか?故障は無いですか?遥か大阪からいつも応援しています。人生はいろいろあるけれど、今、目の前にある大変なことは、さらに玲於が大きく成長するために用意された環境なんやで。自分が一番自分を信じて、怜於らしく、誰かのためでなく、玲於自身のために、精一杯、全力で‼応援しています。玲於。」
今まで自分がお世話になった人を、自分を応援してくれた人を、アルプススタンドに招きたい。そんなことを思っていると、玲於の親から聞きました。
確かに「誰かのために!」は物凄いと思います。
が、私個人的には、自分のために挑み、乗り越え、夢をかなえてほしい・・・
何の力にもなれませんが、ただただ祈り願うばかりです。 |