大人や指導者の顔色をうかがう子供達・・・
日本のカルチャーといったものでしょうか?
大人、先生や指導者から
挨拶しないと怒られ、声を出さないと怒られ、助け合わないと怒られ・・・
大人に怒られないようにといった子供達の心情から、スポーツの目的ともいえる心を育てるといったことができるとは思いません。
なぜ、子供達は野球をやっているのか?
なぜ、大人達は野球をさせているのか?
もしかしたら、勝つためだけにやっているのか?
そこに野球を通じた学びがあるのか?
少年野球指導に携わる大人は、
将来の日本を背負って立つ大切な宝物たちと時を共にし、共に成長しあっているはずです。
期待した通りにならないと、イライラしてしまうのが私達人間です。
大人の威厳を振りかざないように、威圧感を与えないように、できる限り子共たちと同じ目線で、同じ立ち位置で、野球と向き合わなければいけないと思っています。
野球は失敗のスポーツです。
失敗して当り前なんです。
私も指導者として、これまで恥ずかしながら、たくさんの失敗を繰り返してきました。
何なら今も自分の信じていることが、また大きな失敗を引き起こすかもしれないといった不安に襲われる時ばかりです。
でもやっぱり「止まる」より、「動く」をこれからも選んでいきます。動くことで何かをつかめるきっかけとなるはずだと、またマイナスに傾いたとしても、次の成功の原動力になりえるはずです。そんな挑むといった姿勢だけでも、子供達に見せつけたい・・・
大人達も子供達も、失敗から学ぶことで、生かされ、成長していくはずです |