体験会に来てくれて、入団してくれた、しゅういち。
体験会中、休憩時間になると私の横に寄ってきて、いちいち色んな報告をくれたんです。
しゅういち:「コーチは僕のおじいちゃんにそっくりで、声もそっくり!」
私 :「コーチ、おじいちゃんに会いたいなぁ〜」
とか
しゅういち:「手の怪我の、バンドエイドがとれそう」
私 :「どれどれ、コーチに見せて」
しゅういち:「大丈夫かなぁ〜」
私 :「あそこのお母さんたちに手直ししてもらおうね」
手直し後、
しゅういち「見て見て!もう大丈夫!」
とか、
「練習でヒット打ったよ!」
とか
ランニングホームランを打った時も、
いちいち、私のところにやってきて、
「見た。見てくれた?」
と、しゅういちとハイタッチ!
『子供は先生』
監督のお言葉です。
大人が忘れかけていた大切な「何か」を思い出させてくれたり、
汚れてしまった心を浄化してくれたりするんです。
いちいち報告・・・
自分のまわりの大切な人に、できていなかったなぁ〜。
言わなくたって、気付いてるはずだろう。
別にいいや。言わなくたって・・・
多くの報告不足を思い知らしてくれたのは、
まさに、しゅういちでした。
『子供は先生』
本当にそうだな、
と、しみじみ思う今日この頃です。 |