たった一度きり、やり直しのきかないぶっつけ本番の人生を生き抜いていく中で、
人はたくさんの「壁」にぶち当たります。
その壁にぶち当たった時が、成長のチャンスなのかもしれません。
「頑張っているからこそ壁は現れる。頑張っていない人に壁は現れない」
監督が私におっしゃってくれました。
指導者としてはまだまだ半人前で、人としてもまだまだ未熟で、
理不尽なことに悩まされ、やってもいないことに謝罪を求められたことが幾度もありました。
私が指導者になるにあたり、大反対を親御様方から・・・
「野球未経験の人が、野球の指導者をするなんてナンセンス。認めません」
誰にも相談できないこともありました。
誰にも愚痴をこぼせないこともありました。
誰にも弱音を吐けない時もありました。
孤独な時もたくさんありました。
あれから7年の月日が経ち気付いたこと、
「見守っていただいている」
を感じると、人は元気になり、笑顔になり、前を上を向けるようになり、壁を乗り越えようとする勇気が湧いてきます。
監督とお話をしていると、あの時の私の心情を察しては、暖かく見守ってくれてたんだなぁ〜
とその折々に感じる時があります。
「見守る」・・・
愛情の反対は、無関心・・・
新興住宅街のいぶき野校区にて、自分の子供が野球を選んでくれたおかげで、たくさんのご縁に恵まれました。
他人の子供も自分の子供のようにに見守る。
何年後かに、その見守りの結果、どんな予想もつかない現実が訪れるのか?
楽しみでなりません。 |