公式戦の決勝戦。
対戦相手は前回コールド負けを期した強豪チーム。
親も子も、球団コーチも、優勝を全力で目指す仲間達への大応援の中、
私は、スタンドから、子供達の全力を見守っていました。
残念ながら、結果は2対4にてゲームセット。
「負けから学ぶことの方がたくさんあるから、次々だよ」
って、心の中でそっと思っていました。
試合後、メダル授与の式典があり、式典後の子供達の行動の光景に、驚きを隠せませんでした。
相手チームの選手達と、うちのチームの選手達とが、みんなで肩を組あって、写真を・・・
そんな経験は、なかなか大人でもできないこと。
子供達の心情を察しました。
敵じゃなくって、仲間であって、ライバルであって・・・
全力と全力のぶつかり合い、凌ぎ合い。
中学生になっても、
高校生になっても、
大学生になっても
彼らは、きっと仲間を忘れない。
みんなで一緒に成長していくんだろうな・・・
話したこともないけれど、学童時代に戦った、あのチームのサード守ってた選手、だとか、4番打ってた選手、帽子のかぶり方が昔も今も一緒の選手とか、よーく覚えているみたいなんです。
5年後、10年後、子供達に聞いてみてください。
本当だ!
そう言ってもらえると思います。 |