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僕たちは楽しく野球がしたいんです!

 
洞口 2012-12-28 21:50:38
とあるボーイズリーグでの実話です。『 僕たちは楽しく野球がしたいんです! 』
20年前、当時の我がチームの選手達に、21歳の青年監督が言われました。「楽しくっていってもな、そこに厳しさがないと、それを乗り越えんと、ただ楽しいだけではあかんやろ?勝ちたいんやったら、楽しいだけではあかんやろ?」 説得したつもりで?何の疑いもなく、ガンガンやりました。朝から晩まで押し付けて、怒声を響かせて・・・。当然体罰も・・・。
全国優勝もしました。ローカル大会も何度も優勝をしました。厳しく教えて、走らせて、やらせて、それが正しいと信じて・・・。
それまでは、勝ちたい、勝たせてやりたい(結局は自分が勝ちたかったのですが。)の一心で。それなりに経験もして、ふと振りかえると。「中学の時に強いチームほど、その先、選手が伸びていないな。故障が多いな?」「特にピッチャーは、それが顕著だな?」「強いチームで勝っているからといって、子供たちが楽しそうなわけでもないよな?」「この高校は甲子園には良く出るけど、上で活躍していないな?」「恐い監督のチームほど、顔色見ながらプレーしているんで、思い切りがないな?その後、やっぱり伸びてないな。」そんなことを徐々に感じることもありました。
世界大会にもスタッフとして何度も海外に連れて行ってもらいました。「何で、日本人はみんなの動きがこんなにも同じなんだ?」「何で、あんなに試合中怒るんだ?」「何で、バントがこんなに多いんだ?」「何で、あんなに指示ばかり与えるんだ?彼らが自分で考えないじゃないか?」海外の指導者の単純な、純粋な質問です。そうやんな〜、ちょっとちゃうよな〜?でも日本は・・・。みんなそうやもんな〜。と、違和感を感じながらも、何から、どうして変えれば良いのかわからない日々。。。
あれから20年、今は・・・
新たに45人の新入部員を迎えることが出来ました。総勢90名。
『 野球が楽しい! 』 口々に、そう言ってくれているそうです。月日が経って、20年前の選手に言われた言葉をようやく実践出来たのかなと。21歳のダメ監督は、41歳になり、これからも日々謙虚に、を忘れず、彼らと向き合っていきたいと思っています。
今の結果だけが全てではない!!私はあらためて心からそう思い、勉強しないといけないことだらけの今の自分を発見できました。そのチームの子供たちは、本当に心から野球を楽しんでいます。

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市立桜宮高校の事件により、今、体罰が大きく取り上げられています。
体罰ってなぜ起こるのでしょうか?
勝利至上主義。
子どもたちが自分の思い通りに動かない。
指導者が自分の部活動だと思い込む。
部活動は子どもたちのものです。
子どもたちが考えて、自分たちで行動するよう、手助けするのが大人の役目です。
スポーツの楽しさを教えるのが、指導者の役目ではないでしょうか?
楽しさを知った子どもは大きく伸びると思いませんか?
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