少年野球 - 上牧ブレーブス少年野球団

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2024年7月22日
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2019.12.19   
奇跡の大逆転!(後編A)
そしてバッターボックスに、今日ファインプレーで絶体絶命のピンチを救った、たくみが入る。
前進守備体制の相手チームも必死。後、アウト2つで勝利という所まできていた。必ず抑える!と、あらゆるパターンを想定して守備についているだろう。
ここからは、ピッチャーが投げる1球づつを追っていこう。
1球目、バントを狙うが失敗。2球目、見逃しのストライク。
2ストライクとなり、もうあとが無くなった。ベンチや応援席からは「大丈夫や!自信を持っていけ!」と、たくみに声を掛ける。
その声が届いていたのか、3球目にバットを振る!が、ファール。4球目もファール、5球目にボール球、これをよく見てカウントは1ボール2ストライク。続く6球目もファールで粘る。
ここで3塁へ牽制!だいすけが慌ててベースへ戻る。ふと、だいすけの顔を見ると、ガチガチに緊張している。自分がとてつもなく大事なランナーだと分かっている必死さが伝わってくる。
ここで、たいせいが声を掛ける、「はるきの指示だけ聞いとけ!」。3塁ランコーに入っていたはるきは、「えっ!!」はるきの緊張がさらに高まる。

そして運命の7球目を迎える。
ピッチャーが投げたボールを、たくみがフルスイングしたバットが捉える!その瞬間、だいすけと、はっくんがスタートを切る。ボールは・・セカンドベース右横に弾き返され、セカンドが飛び込むが届かず。そして3塁からだいすけが帰ってくる!同点に追いついた!!
さらに3塁を回ってはっくんもホームを狙って走る、捕球されたボールはキャッチャーに向かって投げられている!間に合わない、タイミングはアウトか。。はっくんがホームへ辿り着く前にキャッチャーのグラブにボールが収まる。そのグラブが滑り込んでくる、はっくんの足元へ!
勢いよく滑り込んだ足がグラブを弾く!
すると、グラブに収まっていたボールがその衝撃でこぼれ落ちた。

その瞬間、大歓声が巻き起こる!1-2サヨナラ逆転勝利‼
サヨナラヒットを打った、たくみを選手と監督、コーチが笑顔で出迎える。そのたくみは、また大号泣。応援席の母達も喜びの余り、泣いている。応援団長のはるくんから「泣くな!」と叱られた。。勝ったんだから笑顔でいろということだろう。

今日1番もっていた、たくみ、誕生日1日遅れだがおめでとう🎉そしてナイスプレーでした。
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(後編@)
一瞬ヒヤッとしたが、続くバッターは三振に取り2アウト。続くバッターもサードゴロに打ち取り3アウト!といきたかったが、だいごの悪送球でセーフに!その後、盗塁され2アウト2塁となる。打順は1番に戻り、ここではっくんも投球制限の70球に達してマウンドを降りる。後一人残してピッチャーは、四条畷大会以来、久し振りの登板となるりゅうせいに変わる。ろくにピッチング練習もしていなかったが大丈夫か。
しかし、そんな不安も必要ないかのような投球、ファーストゴロに仕留めてこの回、無失点で終える。

さあ7回裏の最終回、僅かな望みをかけてカンブレ最後の攻撃と応援に全力を注ぐ!

バッターはりゅうせいから。相手チームの守備力を考えると、先頭バッターが出ることは必須条件。最低でも1アウトで2塁にランナーを進めていないと、カンブレの打線では恐らくホームへは辿り着けない。
注目の中、ピッチャーとの勝負が始まる。1球目はボール、2球目にバットを振ってファール、3球目と4球目に連続ボールでカウントは3ボール1ストライク。バッター有利のカウントで、次に投げた球は、「いける!」とりゅうせいが思ったのだろう、フルスイングして左中間に運ぶヒットを放つ!

先頭バッターが塁に出た!続くバッターは、たいせい。その打席、初球はボール。ピッチャーに少し疲れが見えてきている。2球目は見てストライク、そして3球目はボール。この間、1塁にいるりゅうせいは代走のだいすけに代わる。
そして4球目にバント、ここはしっかり送って1アウトランナー2塁となる。
まだ全く安心出来ない、何故ならこのシーンは本日3回目であり、まだ一度も得点に繋げられていないからだ。
続くバッターは、はっくん。カンブレ陣営の作戦は1球目からバント、しかしラインを割ってファール。そして2球目、ここでもバント!これを失敗すると後が無くなる、ラストチャンス!はっくん、得意のラインギリギリに転がして走る。だいすけも3塁へ走る!1塁ラインを転がるボールを追いかける相手チームの選手、走るはっくん、転がるボールを捕球されファーストへ送球!
一歩、はっくんの方が早くファーストへ辿り着いてセーフ!ここで得点に繋げるチャンスを、さらに広げるナイスプレーが出た。
この後、はっくんは2塁へ盗塁。1アウト2、3塁となり、この最終回にビッグチャンスが訪れる。
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(中編B)
続くバッターは5番、相手チームはこの機を逃すかと超攻撃モード。カンブレは前進守備で自分の後ろにはボールを抜けさせない、ピッチャーのはっくんは外野へ運ばせないよう低めの投球を意識、そんな気持ちが伝わってくる緊迫した状況。
そして勝負!バッターが打った打球はショートゴロ、はるきが3塁ランナーを警戒しながら1塁へ送球!1塁がアウトになったその時、3塁ランナーがホームへ走っている。ボールを持つたいせいは、そのことに気付くのが一瞬遅れてボールを投げられずにいた。ここで勝負を左右する1点が、相手チームに入ってしまう。
まさかの展開に落胆するも、選手達はまだ戦っている。応援席で、「切り替えろ!」という掛け声を選手達に掛けるが、自分に掛けていたのだろう。実際に戦っている選手達の方が落ち着いていて、次のバッターをショートゴロに打ち取りこの回、相手チームの攻撃を断ち切る。

後攻のカンブレ、残す攻撃は後2回、まだチャンスはある。
6回裏の打順は1番のだいごから、1打席目でヒットを打って当たっているだいごは、初球からバットを振っていく。そして打った打球はセンター前のヒットになり、ノーアウトでランナーが出た!この後、はるきが送りバントでだいごを2塁へ進塁させる。この試合、最後のチャンスか!続くバッターは3番、4番のクリーンアップ。しゅんぺいが打席に入る、1球目はストライク、そこから牽制が入り、2球目にバットを振るがファール。2ストライクとなり3球目、バットは動かずジャッジはストライク、見逃し三振。相手チームもここが正念場だと思っているだろう、簡単には甘いボールを投げてくれない。ストライクゾーンギリギリのコースを狙ってくる。
2アウトとなったがまだ終わっていない、まだたかしがいる。
打席に立ち、勝負をしてきているピッチャーに対し、その初球を狙う。しかし打った打球はサードゴロとなり、この回も無失点で終わる。

7回、最終回。相手チームも1点リードはしているがダメ押しの追加点が欲しいはず。打順は下位打線からだったが油断はできない、その先頭バッター。
1球目はボール、そして次の2球目を強烈なライナーで弾き返した!一瞬、打球を見失う、見渡しボールの行方を捜していると・・・ショートを守るはるきのグローブに収まっていた!
はるきのナイスプレーでピッチャーのはっくんを援護する!
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(中編A)
その瞬間、応援席とベンチからは歓声が上がり、ベンチに戻ってくるたくみを少し興奮気味の選手達とコーチが出迎える。消極的なプレイで叱られた後に、絶対絶命のピンチを救った積極的なプレイで褒められて、ちょっとパニック気味のたくみは、ほっとしたのもあったからか大号泣。あのCチームで初優勝した、城陽大会の準決勝を思い起こさせるファインプレーだった。
一旦、流れを持っていかれそうになったが、ギリギリのところで踏ん張り、逆に引き寄せた!この勢いのままカンブレの攻撃に移る。

選手達は積極的にバットを振っていく。しかし相手は幾つもの不利な状況を跳ね返して勝ってきたチーム、そう簡単にはいかない。
先頭バッターのはっくんはショートフライ、先程ファインプレーをした、たくみはサードフライ、そしてれんも良い当たりで打ち返すが、サード正面のライナーで、この回は誰も塁に出ることが出来ずに3アウトチェンジとなる。

6回、終盤に入り何としても守り切らないといけない。
ここまで、はっくんのピッチングと、打たれてもカンブレ守備陣の堅い守りで何とか凌いできた。しかし少しづつバットの芯で捉え始めている相手チームの打線。この我慢比べ、そろそろ均衡が崩れる予感。

相手チームの先頭バッターは3番、初球はボールから入り、2球目はストライク。1ボール1ストライクとなり、恐らくストライクを取りに行った球を投げたのだろう、このチームの打線はそういったボールを見逃さない。打たれた打球はライト前のヒットとなり、ノーアウトで先頭バッターを出してしまう。
続くバッターは4番。1球目はボール、2球目は送りバントを狙うが失敗する。この後2ストライクまで追い込み、バッターはヒッティングに構えを切り替える。そしてバッターへボールを投げた瞬間、1塁ランナーが2塁へ走る、盗塁!りゅうせいがランナーを刺そうとするが、これはセーフ。この回も得点圏に、しかもノーアウトでランナーを出してしまった。
3盗の可能性もある、はっくんは2塁へ牽制を入れながら盗塁を警戒、そしてバッターにボールを投げる。打った打球はショートゴロ、2塁ランナーは3塁へ走っている。はるきが一瞬ランナーを確認するが間に合わないと判断し1塁へ送球、1アウトランナー3塁となった。
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(中編@)
4回裏、カンブレの攻撃、この回から1点が勝敗を左右することを意識させられる。
バッターボックスには、たかし。先程の打席では何とか粘り強く食らいついてエラーを誘ったが、この打席はどうか!3ボール1ストライクから狙い球がきてバットを出す!しかし、打ち損じてピッチャーごろに。続くりゅうせいは初球から振っていきレフトフライに打ち取られる。さらに、たいせいも初球を打ってサードフライとなり、この回も攻撃のキッカケすら作れずに終わってしまう。

5回表、相手チームの攻撃。
マウンドに上がったはっくんは、これまで通り落ち着いた投球。先頭バッターはショートゴロに打たせて1アウト。続くバッターは三振に取って2アウト。ところが、ここから思わぬ展開へ。次のバッターに、ライトへ強烈なライナーでヒットを打たれてランナーが1塁に。この後、盗塁を許してしまいランナーは2塁へ。さらに続くバッターには、2ストライクまで追い込んだ後、上手く打たせて打ち取っていたが、たくみが一瞬の判断ミスでセカンド前に落ちて出塁させてしまう。この間、2塁ランナーも3塁へ進塁して2アウト1、3塁、さらにピンチは続く。
次のバッターには、本日2つ目のデッドボールを与えてしまいあっと言う間に満塁、この日最大のピンチを迎える。甘い球は打たれるため際どいコースを攻めていたからか、はっくんにしては珍しく制球に苦しんでいるようだ。
ここが正念場、もうファーボールもデッドボールも許されない。バッターは2番、その1球目はボール、続いて2球目もボール。ファーボールも許されないこの状況、致し方ない、3球目はストライクを取りに行く。この配球を読んでいたのか、バッターが待ってましたと言わんばかりにドンピシャでボールを捉えて弾き返す!
打たれた瞬間の打球を見て、やられた・・誰もがそう思ったはず。
ところが、一直線にセカンドの横を抜けていくかと思えた打球を目一杯伸ばしたグローブが捉えている!先程、セカンド前のフライを躊躇して取り損ねた、たくみが今度は逆に飛び込んでスーパーキャッチを見せる!
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(前編A)
2回表、相手チームの打順はクリーンアップを迎えるが、はっくんが打たせて取るピッチング!
まず、先頭の4番バッターをファーストフライに取り1アウト。続く5番と6番バッターはそれぞれショートへのゴロ。これを、カンブレ鉄壁の遊撃手、はるきが華麗に捌く!3アウトチェンジとなり、その裏、カンブレの攻撃へ移る。

この回、有利に進めるためにも先頭バッターに出塁してほしいが、たいせいはサードゴロに倒れて1アウト。続く、はっくんもファールで粘り2ストライクと追い込まれた後に空振り、振り逃げで1塁に走るが間に合わず2アウト。この後、たくみも初球を狙いバットを出すが、サードゴロとなり3アウトでチェンジとなる。

3回、相手チームの攻撃は下位打線の7番バッターから。
先頭バッターに2ボール1ストライクから、ストライクを取りにいったボールを弾き返される。打球はライナーでセンター方向へ飛んでいく!が正面にいた、たかしがしっかりキャッチする。
続くバッターには2ボール2ストライクと追い込んでおきながら、デッドボールで出塁させてしまう。
しかしここから、次のバッターをピッチャーフライ、その次のバッターは三振に取り、ランナーを1塁にくぎ付けにしてこの回を終える。

その裏カンブレの攻撃は、先頭バッターのれんが三振で1アウト。
打順は1巡し、バッターボックスには先程ヒットを打った、だいご。その初球をスイングするもセカンドゴロとなり、2アウト。続くはるきは、2ボール2ストライクから空振りするが、キャッチャーが捕球ミス、その隙に1塁へと走り、振り逃げ成功で2アウトながらランナー1塁となる。
ここからチャンスを広げたいところだが、しゅんぺいはサードゴロに倒れて、この回も無失点で終わる。

4回、相手チームの攻撃、打順は2番バッターから。
まずは初球を打たせてピッチャーゴロで1アウト。続くバッターも同じくピッチャーゴロに仕留めて、これで2アウト。この後、4番バッターにはセンター前に運ばれ、初ヒットを許すが、後続を切って無失点で終える。

お互いに主導権を譲らない緊迫した試合展開が続いていたが、こころなしか相手チームの打線が、ボールを芯で捉え始めてきているように感じていた。
その証拠に力強い打球で弾き返されるシーンがこの後、何度も訪れる。
2019.12.19   
奇跡の大逆転!(前編@)
昨日の高槻市長杯、決勝の敗戦から一夜明け、この日は高槻杯の2回戦が行われました。
対戦相手は玉櫛スラッガーさん、本年度の茨木市長杯を制した強豪チームである。

試合前の情報では7人のピッチャーを擁して、堅い守りで失点を許さない、守備型のチームのようだ。我らがカンブレや、昨日戦った高槻フェニックスさんと同じタイプである。
ホームランバッターのいる攻撃型のチームよりは相性が良さそう、そんな事を考えている中、試合は始まった。

カンブレは後攻、ピッチャーは2日連続ではっくんが投げる。
その初回、まずは先頭バッターをセンターフライに打ち取り1アウト。続く2番バッターは、1ボールからの2球目をショート方向にライナーで打ち返す。しかし、はるきがこれをキャッチ!して2アウト。3番バッターもファーストゴロに打ち取り三者凡退に!上々の立ち上がりだ。

その裏カンブレの攻撃。
まず、先頭バッターのだいごがセンター前のヒットで出塁する。昨日の試合から、引っ張らずに上手くセンター方向へ打球を飛ばしている。先日の3連続ライト前から、自分なりに考えて修正しているようだ。
続くはるきは、しっかり送りバントを決めて、1アウト2塁のチャンスを作る。
ここでバッターはしゅんぺい、ピッチャーは牽制を入れながら投げてくる。1球目はストライクを見逃し、2球目にバットを出すがファール。2ストライクと追い込まれて、次のボールもバットを出すが、ここは空振り三振となる。
2アウトとなり続くバッターはたかし。
1球目と2球目のストライクを連続で見逃し、いきなり追い込まれる。3球目はボール、そして次の4球目、食らいつく様にバットを出す!打球はショート方向へ弾き返され、強い打球はショートが上手く捕球できず、もたついている間に、たかしは1塁に辿り着く。
続くバッターはりゅうせい、ここは長打を期待してしまう。その打席、まず1球目はボール、そしてピッチャーの投げる2球目をフルスイング。打球はライト方向へ上がる、がこれをキャッチされて3アウトチェンジとなる。
2019.12.13   
誇れる敗北!(後編A)
終わって見れば、やはり強かった。抜群の制球力で連打を許さないピッチャー。
ここぞという勝機を逃さない判断、あのダブルスチールにはやられた。
そして、場面ごとに変化させる守備のフォーメーション。
全てが抜け目のない、組織化された野球だった。

しかし、カンブレの選手も負けてはいなかった。試合が始まる前は、こんなに相手を追い詰めるとは誰も予想しなかっただろう。
はっくんも絶対に打たれないという、強い気持ちがこもった投球だったのが伝わっていた。まさにその通り、自責点は0点であった。
みんな、今ある力を出し切った決勝戦らしい胸を張れるいい試合でした。
その証拠に、この日駆けつけた大応援団からは、よく頑張ったと暖かい拍手が惜しみなく選手達に送られていた。

この決勝戦、試合には負けたが気持ちでは間違いなく勝っていた、そう思えるナイスゲームでした!
2019.12.13   
誇れる敗北!(後編@)
2アウトとなったがランナーは2塁まで進んでいる、これ以上の失点は許されない。
続くバッターで終わらせる、そんな気持ちでいただろう。はっくんの集中力も切れることなく、1球目をストライク、そして2球目、バッターが打ち損じてボテボテのゴロに。ボールは一度、ファールゾーンに転がったがそこからフェアゾーンへ入ってきた。これを見て慌てて捕球しようとするたいせい、焦ったのか上手くボールを握れずアウトに出来ない。
ランナーが1、3塁になる。嫌な空気が流れる中、先程ヒットを打たれている8番バッターがバッターボックスに入る。しかしこの日、集中力を欠かさなかったはっくん、サードフライに打ち取り、なんとか最小失点の1点に凌いだ。

5回は両チームともヒットを許さず、6回の攻防に入る。

6回の表カンブレの攻撃。
先頭バッターのだいごが左中間へヒットを放ち出塁する。続くはるきは送りバントを成功させ、1アウトランナー2塁に!反撃のチャンスを作るが、しゅんぺいがサードゴロで2アウト。この間、ランナーのだいごは3塁まで進む。ここで1本ヒットが欲しいが、たかしがレフトフライに倒れて、この回も得点が奪えない。ここにきて1点が果てしなく遠く感じる。

その裏、相手チームの攻撃。
ここまで1人で投げているはっくんは、ボールが少し浮き気味になってきたが気合いで投げ続ける。この回も三振1つと内野ゴロ2つで三者凡退に抑える。

そして7回、先攻のカンブレはこの回に得点を奪えないと終わってしまう。最後の望みをかけて攻撃に入る!
バッターはりゅうせいから、ピッチャーは1球目ボールから入り、次の2球目にバットを出す。打ったボールはショートゴロとなり1アウト。
続くバッターは、はっくん。1球目をフルスイングで空振り、そして2球目はファーストフライで2アウト。
まだ終わっていない、バッターボックスに入るたいせい。1球目を見てストライク、そして2球目。フルスイングした打球はレフト方向へ飛んでいき、これをキャッチされて3アウト。

カンブレ初優勝の夢はここで途絶え、高槻市長杯は終了した。
2019.12.13   
誇れる敗北!(中編A)
次のバッターは4番、はっくんは1塁ランナーを警戒しながら投球する。ボールが先行し3ボールとなるが、ここは踏ん張り簡単にファーボールを出さない。この後ストライクを取って、次の球はファール。これでフルカウントに持ちこんだ。そして次に投げたボールをバッターが打ち上げる、内野フライとなり見事打ち取った!しかし、だいごとはるき二人が捕球体制に入っている。応援席で思わず「声を出せー」と叫ぶが、本人はボールに意識がいっているため聞こえていない。そして落ちてくるボールは一瞬、だいごのグローブに収まりかけたがその後、零れ落ちた。。
この回、ノーアウトランナー1、2塁となり最大のピンチとなる。
続くバッターはランナーを進めるためバントの構え、はっくんが投げる初球を狙うが失敗する。ここで1回牽制を入れて、ランナーも走らせない。そして2球目、これもバントが失敗して2ストライクとなる。ここでバッターがバントからヒッティングに構えを切り替える。カンブレバッテリーはボール球を織り交ぜながらバッターを攻める。そして2ボール2ストライクから最後は見逃しの三振に取り、まずは1アウト。
続くバッターにも強気の投球。初球は空振り、ここで1度牽制を入れる。その直後、はっくんがボールを投げた瞬間にランナーが走る。ダブルスチール!やられた、、事前に聞いていた通り、ここで足を使ってきた。
これでランナーが2、3塁となり、カンブレ内野陣が全身守備に。ここを凌げるか、はっくんも渾身の投球!2ストライク1ボールと追い詰め、投げたボールはバッターに捉えられレフト前に落ちる。3塁ランナーがホームを踏んで1点が相手チームに入る。ボールを捕球したしゅんぺい、ここで3塁を大きく出ていたランナーに気付き、すかさず3塁へ送球!ランナーは3塁に戻れず、だいごとりゅうせいに挟まれる形に。そのまま2人で追い詰めてタッチアウト!しゅんぺいのナイス判断、このアウトは大きかった!
2019.12.13   
誇れる敗北!(中編@)
その裏、相手チームの攻撃。
先頭バッターにレフト前のヒットを打たれてランナーを出してしまう。この後、送りバントを決められ1アウトランナー2塁とされる。この回、再び得点圏にランナーを出してしまうが、この日のはっくんはいつも以上に凄かった。神経を集中させて絶対に打たれまいと気合いの入ったピッチング!
まずはサードゴロに仕留めて2アウト、この間ランナーは3塁へ進塁する。2アウトランナー3塁となったが、次のバッターもサードゴロに打ち取る。相手チームの打線を封じて、絶対にホームを踏ませない!

4回に入り、両チームともそろそろ1点が欲しいところ。
まずはカンブレの攻撃、打順はしゅんぺいから。点を取るためには、なんとしても先頭バッターが出なければ!そんな思いで応援する。
その打席、打った打球はサードに転がる。このままアウトかと思ったその時、サードが捕球に失敗する。しゅんぺいは1塁へ全力疾走、相手のエラーで先頭バッターが塁に出た!
続くたかしはしっかり送りバントを決めて、1アウトランナー2塁に。ようやくここで先制点を奪うチャンスを作る!
ここでバッターはりゅうせい、長打ならしゅんぺいが帰ってこれる。仮にシングルヒットでも1アウト2、3塁に出来るかも。一気に期待が膨らみ、打席を見守る。
その初球、打った打球はサードゴロ、捕球したサードがファーストへ送球、2アウトになる。しゅんぺいはこの間に3塁へ進塁する。2アウトながら初めて3塁へランナーを進めている。このチャンス、なんとかものにしたい。
バッターボックスは、はっくん、初球は見送りストライク。次の2球目に得意のバントヒットを狙うが、これはラインを割ってファールゾーンへ。2ストライクと追い込まれて、もうバントも狙えない。3球目はボール、そして次の4球目にバットを出すが、ボールに当たらず三振となる。

その裏、相手チームの攻撃は3番バッターから。
ファーストストライクを取った後、3連続ファールで相手も粘る。そして、2ストライクと追い込んでいる中での5球目をバッターがセンターへ打ち返す。打球はセンターの正面、その時たかしは!足を滑らせ一瞬スタートが遅れる。打球はセンター前のヒットとなり、またしても先頭バッターを塁に出してしまう。これまで1回、3回、4回に、それぞれ先頭バッターに出塁を許している。これが常勝チームといわれる他のチームとの差なのだろうか。
2019.12.13   
誇れる敗北!(前編A)
その裏、相手チームの攻撃。
先発ピッチャーのはっくん、先頭バッターとの対戦は2ボール2ストライクからいきなりセンターへライナー性の打球を弾き返される。
その後、しっかり送りバントを決められ1アウト2塁。得点圏にランナーを置き、早速ピンチを招く。しかし、ここは落ち着いて後続の3番バッターをセカンドフライ、4番バッターはファーストフライに打ち取り、初回を無失点で守り切った。

2回表、カンブレの攻撃。
バッターはりゅうせい。ここで一発かましてやれ!そう思っていたが、相手ピッチャーの投げるアウトコース低めのボールを捉えられず、ピッチャーゴロに倒れる。続くはっくんはピッチャーフライに、上手く打ち取られる。2アウトとなったがこのまますんなり終わらせない。バッターボックスに立つたいせいは、いつもの深呼吸からバットを構える。初球のストライクを見逃し次の2球目、フルスイングしたバットがボールを捉え、レフト前に弾き返す!2アウトからランナー1塁の場面を作る。しかしここまで、続くたくみがサードフライに打ち取られ攻撃の芽を摘み取られる。

その裏、相手チームの打順は5番バッターから。
こちらも魅せる!まずは、先頭バッターを見逃しの三振に取り1アウト。続くバッターにはファーボールを与えてしまいランナーを出すが、すぐに、はっくんが牽制で仕留めて2アウト。この後のバッターもサードフライに打ち取り、この回3人で抑えて無失点で終える。

3回の表、カンブレの攻撃。
バッターはれんからだったが、レフトフライに打ち取られ1アウト。続くだいごもライトフライで2アウト。そして、先程ヒットを打ったはるきがバッターボックスに入る、バットを構え今日2度目の勝負!
1球目はボール、2球目はストライク、そして3球目に振り抜いたバットはボールをセンターへ弾き返す!ボールはそのままセンター前に落ちる、かと思ったその時、センターがダイビングキャッチ!このセンターを守っているのは女の子、男顔負けのガッツと守備範囲の広さに驚かされる。
ヒット性の当たりだったが、センターのファインプレーに阻まれ、この回も得点を入れることが出来ずに終わる。
2019.12.13   
誇れる敗北!(前編@)
とうとうこの日が来た、カンブレが目標にしていた高槻市長杯の覇者を決める決勝戦!
対戦相手は名門、高槻フェニックスさん。数々の強豪を打ち破ってきた最強のチームである。
また試合前の下馬評ではこれまでの実績から比較され、何回までもつか、3回コールド負けだろうというような心無い声もあった。正直、私も勝てる可能性はほんの僅かだろうと感じており、ただ奇跡が起こることを願うしかできなかった。

試合が始まる少し前、黒土の古曽部球場にスターティングメンバーのアナウンスが流れる。ここから決勝戦独特の緊張感ある空気に変わっていく。

それから間もなくして試合開始。
まずはしっかり抑えること、今まで練習してきたことで唯一、自信となっているのが守備である。耐えて、耐えて、耐え抜いて、僅かなチャンスを手に出来るかが、勝利を掴むポイントだろう。

1回表、カンブレの攻撃。
まずは先制点を取って試合の流れを掴みたい。相手チームのピッチャーは、はっくんと同じサウスポー。どんなピッチャーなのか、先頭バッターのだいごがその力を推し量る。
まず初球はボール、その後2球連続でストライクが入り、2ストライク1ボールからバットを出すがファール、次の球はボール。このピッチャー、噂通り制球は良さそう。そしてピッチャーとバッター、駆け引きの結果は。外角気味、微妙なコースのボールにだいごがバットを出す、しかしボールを捉えられずに空振り三振、この勝負はピッチャーに軍配が上がった。

なかなか制球力も良く、ファーボールも出さなさそう。しかもきちんと組み立てて配球もしているようで、バッターをまともに打たせない。そんな、どちらかというと打たせて取るピッチャーのようだ。

1アウトとなり、バッターボックスのはるきがバットを構える。今日は、忙しい中この決勝戦を父が見に来てくれている。いつも以上に強い気持ちでバッターボツクスに立っていることだろう。
その打席、1ストライクから振り抜いたバットは、ボールを右中間に運びヒットとなる!1塁のはるきが拳を突き上げた!
さあここから繋いでいこうそう思ったが、続くしゅんぺいがセカンドフライ、たかしもファーストゴロに倒れる。相手もそう簡単には打たせてくれない。
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(後編A)
もう一度、カンブレに攻撃のチャンスが回ってきたら、このグランドならまだ逆転の可能性はある。外野はフリーのため、長打になりやすく、ランナーを溜めて一発が出れば分からない。
そんな僅かな希望を持っていたが、そんなに上手くはいかない。後アウト1つというところで、センター前にヒットを打たれる。
さらに次のバッターにもセンター前ヒットを打たれて、ランナーは1、2塁。
もしかしたら残り時間が少ないことに気づいているのか、または焦ってアウトを取りにいってるのかは分からないが、はっくんの投げる全ての球がストライクゾーンに。その球を狙い打ちされていた。
ここで今日、3打席連続で打たれている(その内、2つがホームラン)1番バッターがバッターボックスに入る。今日1番、回してはいけないバッターに打順が回ってきた。
相手は、ここで完全に息の根を止めてやるといったところか。最大のピンチを迎える。
今日、4度目の対戦は、前の打席でボール球に手を出してこなかったこともあるのか、ストライクを取りにいく投球。2球で2ストライクと追い込み、勝負の1球!これはサードゴロに打ち取り、だいごが補給してファーストへ!送球は少し乱れたがショートバウンドでミットに収まった。
3アウトチェンジ、次の回に入れるのか球審を見たると、本部席と何やら話をしている。そして試合終了のコール、時間切れだった。

結果は0-4、これといったエラーも無かっただっただけに、守るだけでは勝てない、そう思い知らされた試合だった。カンブレの打線は、単にヒットを繋げられなかっただけなのか。
少し気になり先月の打率を確認してみた。11月は試合数も多く10試合を行なっていたこともあり、ある程度データで判断できるからだ。その結果は衝撃の数字だった、、チーム打率1割9分。10回打つチャンスがあっても、2本のヒットも打てていないという事実。

今週の土曜日は高槻市長杯の決勝戦がある。この状況の中、果たしてカンブレ陣営はどんな作戦で戦うのか!

1つ願うのは、選手達には失敗を恐れず全力でプレーをしてほしいということ。
そして結果は、その過程で大きく変わることもある。
我々はただ選手を信じるのみ!
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(後編@)
6回カンブレの攻撃、打順は1番のだいごから。この回、相手ピッチャーは少し疲れてきているようでボールが先行している。
ここは慎重に攻めていく、ベンチからも待てのサインが出ているようだ。そのだいごの打席も初球から3連続ボール、その後ストライクが入り、3ボール1ストライクとなり、次の1球。はじき返した打球は、またもやライト前のゴロ。ライトが補給してファーストへ送球、だいごが1塁に辿り着く前にファーストがキャッチしてバッターアウト。
だいごの打席、全く同じ光景を連続で3回も見ている。。ライト前、どんなけ好きやねん!

1アウトとなり続くバッターは、はるき、ここでも相手ピッチャーはボールが先行している。じっくり見て、2ボール1ストライクから打った打球はセカンドゴロ。2アウトになる。
反撃のキッカケを作れないまま、バッターボックスにはしゅんぺいが入る。その打席、1ボールからの2球目、振り抜いたバットはボールを捉えてレフト方向に弾き返す、今日2本目のヒットを放つ!
2アウトからではあったが、ランナーが出た。バッターはたかし、何とかこのチャンスを繋げてほしい。たかしの打席もボールが先行している、間違いなく相手ピッチャーの制球に乱れが出始めている。さらに牽制も1度だけと甘くなっている。
ここでカンブレ陣営が動く、一か八かの盗塁を仕掛けた。走るしゅんぺい!キャッチャーからの送球は、、乱れることなく正確に2塁へ届いている、しかも早い。前回と同様、余裕でアウトとなる。

3アウトチェンジ、ここで時間が気になり時計を見る。7回までいくだろうと思っていたが、残り時間はあとわずか。テンポよくアウトを取っていかないと、先攻のカンブレには攻撃のチャンスは回ってこない。

相手チームの攻撃は5番から。この打席、ファーストストライクを取った後に連続ボールで2ボール1ストライク。その後、ストライクを取って追い詰めると、最後は空振り。この時、バッターは振り逃げを狙って1塁へ走るが、ここはりゅうせいが慎重にファーストへ送球して1アウト。
このままテンポ良く終わらせたいが、次のバッターに対してはボールが先行してファーボール。1アウトランナー1塁に。
続くバッターは、いつも通りの投球で三振を奪う!これで2アウト。後1人だが時間は何とか間に合うか!
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(中編A)
5回カンブレの攻撃、正直この回あたりで1点でも返しておきたい。
バッターは、はっくん。1ボール1ストライクから打った打球はセンターフライで1アウト。続いて、たいせい、バッターボックスに入り1球目はボール、そして2球目をフルスイング。バットに当たった打球はファールゾーンに切れていく大きな当たり、ボールの芯は捉えている、後はタイミングだけ。3球目はボール、そして4球目、今度はタイミングを合わせてレフト方向へ弾き返しヒットを放つ!1アウトでランナーが出た。
しかし、後続が断たれてこの回も無失点で終わる。

5回裏、相手チームの攻撃は、先頭バッターを三振に取り1アウト。次のバッターは、先程ホームランを打った1番バッター、その1球目はファール。何とかボール球を振らせたいはっくんは、ストライクゾーンを外して投球するが、これになかなか手を出さない。3連続ボールでカウントは3ボール1ストライク、このままではファーボールになる、止むを得ずストライクを取りにいったボールは、待ってましたとばかりにバッターのフルスイングに捉えられる。打球はレフトを越えていき、ホームランとなった。
これで0-3、欲しかった1点が逆に相手チームに入ってしまう。
気持ちを切り替え、次の2番バッターとの勝負は、ピッチャーゴロに仕留めて1アウトとする。
続く3番バッター、1ボールから投げたボールはレフト後方へ弾き返される大きな当たり、この回2つ目のホームランを浴びてしまう。1点が追加され、点差は4点に開いた。
1回で2本のホームランを打たれたのは初めてのこと。重い空気が流れる中、活気づく相手チームのベンチ、バッターは4番。
ここで心が折れてはいけない、1番ショックを受けているだろうはっくんだったが、ピッチャーのさが、1人逃げることも出来ない状況で次のバッターにボールを投げる!
その初球、打った打球はレフトフライでこれをキャッチ。3アウトチェンジとなりこの回を終える。
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(中編@)
しかしこの時のはっくんは、先程のファーボールといい、いつもの安定感のある投球とは少し感じが違うようだ。カウントが2ボール2ストライクとなり、恐らくストライクを取りにいった次のボールを、ライトへ強烈に弾き返される。その打球はライトの頭上を越える大きな当たりとなり、外野の奥まで転がっていくホームランとなった。1塁ランナーも帰りこの回2点を奪われ、とうとうここで均衡が破られた。

一気に相手チームに流れが傾いていく、続くバッターに対しても慎重に投球するバッテリーだがフルカウントまでもつれ込み、投げた勝負の1球を今度はライナーで弾き返される。打球はショートの頭上を越えるところで、目一杯ジャンプして伸ばした、はるきのグローブがキャッチ!まだ相手に流れを持っていかせない、相手の勢いを止めるナイスプレーが出た!このジャンプ、少しでもタイミングがずれていたら補給できていなかっただろう。
2アウトになり、次のバッターはショートゴロに打ち取って何とかこの回を終える。
まだ充分に逆転のチャンスを残している。

4回に入りカンブレの攻撃は、クリーンナップの3番、しゅんぺいから!
巻き返すにはこの回がポイント!なんとか反撃の狼煙を上げたいところだが、先程1打席目にヒットを打ったしゅんぺいが、サードゴロに倒れる。続くたかしも同じくサードゴロで2アウト。さらに、カンブレイチの長距離バッターりゅうせいも、ホームランのお返しといきたかったが、ピッチャーの遅い球を待ちきれずにタイミングが合わない。バットにボールが当たらず三振に終わる。

4回裏、相手チームの攻撃も好打順の4番から。
しかし、その4番バッターをショートフライに打ち取ると、続く5番バッターはサードゴロに仕留めて早くも2アウト。この回は大丈夫そうだと安心したところで、次のバッターにデッドボール、さらにファーボールも与えて、ランナー1、2塁のピンチに!
やはり今日はいつもと違って、思った所に上手く投げれていないのか。
相手チームは、ここぞとばかりに畳み掛けようとしているが、次のバッターをセカンドゴロに打ち取り、何とかこのピンチをは凌いだ。

しかしこの時、少しずつ相手チームに流れが傾き出しているのを感じていた。
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(前編A)
1回裏、相手チームの攻撃。ここはしっかり守って良いリズムを作りたいところ、はっくんの立ち上がりは。
先頭バッターを追い込んだ後、投げたボールをライトに弾き返される。ボールは絶妙なポイントに落ちてヒットになるが、打球自体は殺していた。ノーアウトからランナーを出し、こちらも牽制を入れて警戒、しかし2塁への盗塁を許してしまう。得点圏にランナーを置きピンチとなるが、ここで2塁への牽制にランナーが引っ掛かり、はっくんからボールを受け取ったはるきが見事にタッチアウト!ノーアウトランナー2塁から1アウトランナー無しになる、ナイスプレーでこのピンチを切り抜けた。その後は、続くバッターをショートフライ、さらにライトフライに仕留めてこの回を無失点に抑える。

1回は両チームともヒット1本、牽制成功と五分の戦いだった。

続く2回、こちらもお互い強烈な打球を打つバッターはいたが、塁に出ることが出来ず無失点で終わる。

緊張感のある展開が続く中、試合が動いたのは3回だった。カンブレの攻撃は先頭のたくみが三振に倒れ1アウトとなるが、続くれんは1球ボールを見て、2球目を左中間に運ぶヒットを放つ!1アウトランナー1塁となりチャンスを作る。
打順は1番に戻りだいご。足の速いれんが1塁にいるため1ヒットで3塁まで進塁させることも可能、期待が高まる。
ピッチャーが投げた2球目、打った打球は1打席目と全く同じ、ライト前のゴロ。1塁ランナーのれんは2塁へ進むが、打ったダイゴはアウトになる。2アウトとなるが得点圏にランナーが進んでいる、外野へ運べばホームへ帰ってこれる可能性も。バッターボックスのはるき、2球連続ボールからの3球目、打った打球はセカンドゴロとなり3アウトのチェンジ。なかなか得点を奪うことができない。

その裏、相手チームの攻撃。ここもしっかり抑えて次の回の攻撃へ!そう思っていたがまさかの展開が。
この回、先頭の8番バッターを三振に取り1アウトとするも、続く9番バッターに対して珍しくボールが先行する。このバッターにストライクは1つしか取れず、ファーボールでランナーを出してしまう。ここで、前の打席でライト前ヒットを打った1番バッターを迎える。よく見ると
体格も大きくパワーもありそう。前の打席と同じように際どいコースを攻めて上手く打ち取れるか。
2019.12.06   
久し振りの対戦!ブレーブスvsブレーブス(前編@)
北大阪大会2回戦、今回の相手は過去1度だけ練習試合で対戦した(結果は4対4の同点)島本ブレーブスさん。約9か月ぶりの再戦となる。

またこの日は奥田監督が不在のため、山崎コーチが代理監督として指揮をとる!その脇を固めるのは、Cチームから末廣コーチと川脇コーチ。
そして、スタメンメンバーと守備隊形は先週と変更なし、快勝したイメージのままで挑む!

準備万端の中、定刻になり試合が始まった。先攻のカンブレは先制点が欲しいところ。
1回表バッターはだいご、まず1球目を見てストライク、続く2球目をライト前に打ち返すがこれを補給したライトがファーストへ送球し1アウト。
【少年野球あるある、ライト前のゴロは補給したらファーストへ送球というのが鉄則であり、7割8割がアウトになるそう。。】
続くはるきはファーボールで出塁、そして、しゅんぺいがバッターボックスに入る。ここからピッチャーはしつこく1塁へ牽制を入れてくる、あまりにしつこいので、はるきも大きなリードが取りづらい。
そんな中、山崎代理監督が仕掛ける。ピッチャーが投げた瞬間、盗塁を狙い、はるきがスタートを切って走る!ところが、キャッチャーから2塁へ凄い送球が!はるきがたどり着く少し前にボールは2塁に届いており、余裕をもってランナーが飛び込んでくるのを待ち構えていた。

正直このキャッチャーから盗塁を奪うのはかなり難しそう。例え、カンブレで1番足の早いれんが、かなり大きなリードを取ってスタートしたとしても成功するかどうか分からない。それほど衝撃的なシーンだった。これはつまり、カンブレが盗塁を封じられたことを意味していた。

2アウトとなりランナーも無くなったが、バッターのしゅんぺいは、追い込まれながらもセンターの頭上を越えるヒットを打って出塁する!そしてここでもピッチャーが牽制を入れてくる。しゅんぺいは1塁にくぎ付けとなり動けない。続くバッターはたかし、フルカウントまで粘るが三振に倒れてしまい、3アウトチェンジになる。
この回、積極的にバットを振って攻める姿勢が伺える。残念ながら得点を奪うことは出来なかったが、ヒットも出て雰囲気は決して悪くない。
2019.11.28   
負の連鎖、断ち切る1勝!(後編A)
打順は1番に戻りバッターはだいご、2ボール2ストライクからセンターへのライナーでヒットを放つ!3塁ランナーのれんはホームへ帰り、これで0-9となる。
続いてはるきがバッターボックスに立つ。ピッチャーが投球をしている中、隙をついてだいごが盗塁、ランナー2塁になる。ここで相手チームのピッチャーは、制球が定まらなくなってきているようで、ワイルドピッチを出してしまう。この間、だいごは3塁へ進塁する。そしてバッターのはるきは、3ボール2ストライクまで粘り、最後はボールを見極めファーボールを選び出塁、その後に盗塁も決めて2アウトランナー2、3塁となる。
続くバッターはしゅんぺい、1球目はストライクだったが、そこから3連続ボールで3ボール1ストライク。そして次に投げた球がまたしてもワイルドピッチとなり、3塁ランナーのだいごがホームへ帰る!これで0-10となり球審が試合を止める。コールドゲーム、試合終了となった。

今回、少しもったいないエラーもあったが、久し振りにカンブレの野球ができた試合となった。
この勝利が選手達の自信を取り戻す、いいキッカケになればと思う。