2018.04.20 |
やらないから、出来ない。part2 |
やればできる子論。
親「うちの子はやればできる子なんですよぉ」
親「うちの子はやらないからできないだけなんです」
先生「やればできる子なんで、やらせる習慣をつけさせて!」
でも、ホントに「やればできる」のだろうか?
どんなに頑張ってもやってもできないことは存在する。
多くの人間が、夢を持ち努力し挑戦し挫折し、別の道に進んでいく。
これが人生なのではないか。
このやればできる子論の怖さは、実際にやっていないということ。
やっていないから、出来ないのが当たり前。
努力すれば、すぐにこんなことできる。
そう思い込んでいるだけで、実際に自分が挑戦するわけではない。
下手でも挑戦し失敗したり、恥をかくことで成長することが沢山ある。
この成長のチャンスを自ら放棄している。
そして、
「俺はやればできる。やっていないからできないし、やる気もない」
この変なプライドと自信を持って成長していく。
でも、どんな道に進んでも必ず自分の能力を試される機会に遭遇する。
高校入試、大学入試、就職試験などもそうだ。就職してからだって、新規事業、新規プロジェクト、営業ノルマなどなど。
この社会で挑戦しないで生きてく方法は限りなく少ない。
どんな進路を選んでも必ず努力し挑戦を求められる。
そのとき
「俺はやればできる。だから大丈夫」こう考える根拠は「やればできる子論」だ。
俺はやればできると妄信しているからこその根拠のない自信。
でも、大人になるまでずっと言われてきてすみこまれてきた「やればできる」は
そう簡単に消えない。
でも、実際に結果を出すことができるだろうか?いや、出来ない。
結果を出すことができれば、ホントにやればできる子。
能力が実際にあり、やり方も熟知していたが、やってこなかっただけ。
レアケースです。
〜続き〜 |
2018.04.19 |
子どもが上達するために親が出来ること。続き |
〜続き〜
私は子供の野球スイッチが入るときは
@他人からの言葉・他選手への憧れ
A大きな成功体験
B挫折
主にこの3つだと思っています。
本人が感じることだからこそやる気が出てくるはずです。
辛いことですが一番やる気が入るのは『挫折』です。
幼い小学生はまだその『挫折』を知らない選手もいるでしょう。
挫折した試合は
『自分を変えてくれる試合』
になります。
まだその試合に出会っていない小学生もたくさんいるはずです。
ですが・・
その試合は必ずやってきます。
その日まで・・親御さんが『待つ』ことも大切なことなのです。
そして・・
その試合がやってきたら子供とじっくり向き合い話すことで子供の今後が変わってくるのです。
ですから、その『自分を変えてくれる試合』を親御さんが見逃さないようにしてあげなければいけません。
ターニングポイント。
その時を見逃さず、本気で野球についでに子どもの話が聞けるか?
子供が体験するまで『待つ』こと。小学校の『今』だけを切り取ってはいけません。
親御さんが焦り自分の気持ちをどんどん先行させていけば子供がついてこなくなる時があります。
物事が上手になるためには当然のことながら『好き』
であるからです。
野球が好きという気持ちを持たせ・・それを長く持続させていくためには『子供が感じ身を以て体験する』
ことなのです。
焦る気持ちもわかります。
ですが、子供自身がそうなるまで・・『待つ』ことも大切なはずです。
自主練習に付き合っている親御さん。「自主練習やるぞ❗」って言ってませんか?
「自主練習やるから、付き合って?」って言葉を待つことも大切なことなのかもしれませんよ❗ |
2018.04.19 |
子どもが上達するために親が出来ること。 |
野球少年を持つ親御さんであれば誰もが我が子の活躍を見たいものです。
そのために親として出来ることは何かを考え悩んでいるかたもたくさんいらっしゃるでしょう。
『どうしたら我が子の野球が上達するのでしょうか?』
『どうしたら試合に出られるようになるのでしょうか?』
一言で言えば
『待つこと』です。
少年野球のお子さんは特にです。
自分の子に活躍してほしい・・
自分の子にスタメンになってほしい・・
その思いが強くなり子供より親御さんの意識が先行しまいがちになってしまうことがあります。
私導者なのか子導者なのか 。これが非常に重要です。
私自身2人の子供が野球に携わっています。
『バッティングはこうやって打て』『守りの型はこうだ』
言ったことがありません。
聞かれたことにはちゃんと応えますがね。
指導することはもちろん大切ですが、私が主になってはいけないからです。
『考えさせる』時間とその雰囲気を与えることが大切だと。
「やらされている野球」になってはいけないのです。
指導は大切なことですが…
子供に感じさせ考えさせることがそれ以上に必要だと思います。
『教えたい』という意識が強すぎると、子供の考えや意見を待てない人になってしまうかもしれません。
もちろん、自ら指導することも必要ですが、時には子供自身が感じ考えさせることが『やらされている野球』ではなくなるのです。
そして、自分で考えたり悩んだりすることによって野球の奥深さを知り・・自らが吸収していくからこそ野球が上手になっていくのではないでしょうか?
〜続く〜
|
2018.04.17 |
メンタルが弱い????? 続き |
〜続き〜
プレッシャーに強い選手と弱い選手の違いはなんでしょうか?
プレッシャーに強いと言われる選手は一つのことしか考えていないんですよね。
よく、高校野球の試合後に「ランナーを返すことだけに集中していました」とか「自分のバッティングだけを心掛けました」っていうのは正にこれです。
『気』を一つにしている状態です。
いわゆる『集中』している状態。
こういうタイプの子はある程度やるべきことがわかっています。
プレッシャーに弱いと言われる選手は・・逆にメンタルが弱いとかプレッシャーに弱いと言われている選手はどうでしょう。
こういう選手がこの状況で考えていることは
『マイナスの結果』です。
そして、彼らが考えるマイナスな結果は一つではありません。
『打てなかったら監督に怒られるだろうなあ』
『今日は親も応援に来てるしどうしよう』
『打てなかったら、僕のせいだ』
もうこうなると『気』が一つになっておらず、とても集中している状態ではありません。
こういう選手がこんな状態の時に周りから『笑顔!笑顔!』と言われても本人は笑える状態にありません。
ではそういう選手に対してどのような気持ちの持っていき方や声掛けをしたらいいのでしょうか?
最終回に一打逆転のチャンス・・
ここで『タイム』をとってその選手を呼びます。
こういう選手には
『具体的な事を一つ指示すること』です。
要は『気を一つの状態=集中させる状態』に持っていく言葉です。
『何が何でも打て!』
『絶対ランナーを返せよ』
と言われても子供は具体的に何をしていいかわかりません。
『ベルトより上の球だけを振っていこう』
『外角球にしぼっていこう』
そういう具体的なことを一つ言う事で気を一つの状態にしていきます。
そして、「結果を気にしないように』と伝えてあげてみてもいいかもしれません。
ちなみにプレッシャーに強い子には『結果出してこいよー』と言うと喜んだりしますが・・^^;
そう考えると周りの声も変わってきます。
「絶対打てよー!」
という結果を求める声ではなく
「自分のスイング!」
「練習通り!」
などという声がけのほうがこういう選手には効果的です。
そして成功体験が多くなれば自分に自信が持てるようになってくるはずです。
そこまでのサポートも少年野球の指導者には必要なのだと思います。 |
2018.04.17 |
メンタルが弱い????? |
その子は本当にメンタルが弱いのでしょうか〜
チャンスの場面で3度凡退してしまった選手がいました。
「お前はチャンスに弱い」
「お前はメンタルが弱い」
たった1試合でこう言われてしまうケースを見かけます。
その選手は本当にメンタルが弱いのでしょうか?
その次の試合で同じ選手がチャンスで3度ヒットを打つこともあります。
今度は
「お前はチャンスに強い」
「お前はプレッシャーに強い」
一週間で評価が変わったりします。
監督・コーチや親御さんが1試合や数打席で「チャンスに弱い選手を作り上げられている」ことがあるのではないのかと思うんですね。
いわゆる偶然でチャンスに打てなかったケースで「チャンスに弱い」「気持ちが弱い」と言ってしまい、選手自体が自分を「チャンスに弱い自分」「気持ちが弱い自分」を作りあげてしまっていることがあります。
もちろん、野球をしていく上でそのような言葉を自分で克服していかなければなりませんが、お預かりしている小学生には色々な選手がいます。
「自分がチャンスに弱いと思う人、手を挙げて」
と聞くと意外な選手が手を挙げたりするかもしれません。
「コーチに言われたから」
「親に言われたから」
こんな答えが返ってくるでしょう。
〜続く〜
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2018.04.17 |
選手ファースト(続き) |
〜続き〜
エラーをした子がいる。
許せない自分がいる。
自分の自己満足で怒りで打っている100本ノックを打っても子どもには伝わらないのです。
子供のためを思って打つ100本と怒りに任せている100本を子供は心でわかっています。
大事なところで三振した我が子がいる。
親として自分が言わないから気がすまないからと「なんであの時打てなかったの!」と怒りに任せている親の声は子供には響かないのです。
厳しさの中にあるもの
指導者が行い「厳しい練習」も
親として言う「厳しい言葉」も
「敢えて」なのです。
『厳しい』という漢字の中には『敢えて』という漢字がきちんと入っています。
皆さんも『敢えて厳しい事を言うけど…』って言いませんか?
この『敢えて』は、誰のためか…
もちろん、子供の事を想っての『敢えて』でなければいけないのです。
この『敢えて』がないと、自分だけの感情だけで怒り、怒ることで自分の欲求が満たされるだけです。
「俺の練習は厳しいぞ」
「ウチの子育ては厳しいです」
その厳しさの中に「敢えて」は入っているでしょうか?
子供のことを想わず、ただ自分の欲求を満たすためだけの練習や言葉であればそれは「厳しさ」ではなくただの「自己満足」です。
そして、漢字のように、『厳しさの中に敢えて』という愛情があれば、それは、優しさになるのではないでしょうか?
一見真逆そうな『厳しさ』と『優しさ』は敢えての気持ちが入る事によって似ている意味になる気がします。 |
2018.04.17 |
選手ファースト |
厳しい練習と言葉・・それは自己満足になっていませんか?
「厳しい練習」
「厳しい言葉」
野球を指導している上で厳しさは必要です。
楽しいものは楽ではない
何でもかんでも「楽しい」ではなく「厳しい練習」から生まれてくる試合でのワクワクするような楽しさが本当の野球の楽しさだと思っています。
何でもかんでも楽しいのであれば公園で遊ぶ野球と変わりがないことになってしまいます。
公園で遊ぶだけなら指導者の方から厳しい言葉をかけられることもなければ厳しい練習もありませんから。
厳しい練習をする先に待っているもの・・それが本当の「野球の楽しさ」です。
楽なものは楽しくないし本当に楽しいものに楽なものはない。
野球をしていれば「楽しい」と感じることのほうが少ないはずです。
ですが、試合で打ったヒットの感触・試合で勝った喜び・・
そういう一瞬の喜びが忘れられずにまた厳しい練習に野球少年は涙し汗を流します。
その子供にそういう喜びを味わせたい・・
そうい想いから時には厳しさが必要になってくるときがあります。
指導者として・・
「厳しい練習」をする時があります。
親として・・
『厳しい言葉』を子供にかける時があります。
その子供たちに「厳しさ」を我々は指導者として・・
親としてどのように子どもに伝えるべきなのでしょうか?
〜続く〜
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2018.04.17 |
必要の無い先入観 |
『先入観』
少年野球の選手に先入観を持つと・・
我々野球の指導の場合はどうでしょうか。
低学年だった選手が高学年に上がってくる。
『あの選手は正直苦しいですよ』
『あの選手は内野は厳しいです』
『あいつはいいピッチャーです』
『あいつは4番ですね』
とあるコーチは言ってくるでしょう。
新入部員が入ってくる。
「あの子はセンスある。」
「あの子は伸びる」
「この子は、どんくさい」
「この子はやっても伸びないわ」
というコーチもいるでしょう。
でも、基本的に私はそういうことには興味を示さない。
なぜかというと『先入観』を持ちたくないからです。
『先入観』や『思い込み』のせいで子供の可能性を見逃してしまう危険性があります。
子供はどの子も可能性を秘めています。
その可能性を見つけ…引き出し…自分のものになるまで付き合うことが指導者の大きな役目です。
『あいつは使えない』
そんな言葉を指導者は軽々しく口に出してはいけません。
それは子供の『可能性』を奪い取ることです。
どんな子でも可能性を持っています。
『あいつは使えない』
そう言う指導者こそ『指導者として使えない』と私はそう思います。
子供の可能性を奪い取るのではなく見つけ出すことが指導者の役目です。
その可能性を見つけることは大変なことです。
投げ方…
打ち方…
捕り方…
野球に対する取り組み方…
その一つ一つをじっくり見てその可能性を見つけるわけですから。
だからこそ、学童野球の指導は楽しいし、やりがいがある。
もし、運動神経が抜群で野球センスのある子どもたちばかりだったならば、、、強いチームになるかもしれませんが、学童野球の指導者としてはあまり夢がないんだろうなぁと思います。 |
2018.04.15 |
体験会のお知らせ(4月21日、5月19日) |
いつも大杉ビクトリーのHPをご覧頂きありがとうございます。
大杉ビクトリーでは4月度も体験会を実施します。
日時:2018年4月21日(土曜日)10:00〜12:00
場所:大杉第2小学校校庭
・動きやすい服装/運動靴で来てね🎵
ボールやバットを使って楽しいゲームをするよ❗
お友達をたくさん誘って遊びに来て下さい⚾
*5月19日(土曜日)にも体験会実施します
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2018.04.13 |
やらないから、出来ない。 |
やれば出来るのに…
お子さんが野球や勉強でこんなことを言われた経験はありませんか?
やれば出来るのに…
この言葉の印象ってどう思われますか?
私はこの言葉を耳にすると…
考えてみると危機感ではなく逆に安心感を与えてしまう気がします。
『俺はやれば出来るからどうにかなるだろう』
そんな甘い考え。危機感なんてない。いずれにせよ、やってないのは同じ。
『いいものを持ってるのに…やればもっと出来るんですけど…』
確かに口にしてしまうことがありますが、でも、本当は、
『やれば出来る選手ではない。やらないから出来ない選手。野球をする上で一番根本的な事が出来ていない選手』ってことですよね。
やれば出来る子ではなく…
やらないから出来ない子。
同じような意味でも捉え方が違い
危機感を持たせることが出来るのかもしれません。
『やらないから出来ない子』の特徴
『やれば出来る子』と言われている選手にはどんな特徴があるのでしょうか?
@『めんどくさい』が口癖の子。
やれば出来る子と言われている選手はこの言葉をよく使います。
『めんどくさい』
やらないから出来ない選手な訳ですから『やることがめんどくさい』のです。練習や自主練をするにもそれをする意味やその先にあるものより・・
目先のことをする事が『めんどくさい』のです。
A『最悪』『終わった』とすぐに言う子
大したことが起きたわけでもないのに『うわっ最悪』『まじ終わったわ』
などの言葉を多様する選手も『やらないからから出来ない選手』の特徴です。
最悪…
終わった…
そのような言葉を使うことによってそこからがんばろうとしない傾向があります。
自分の口々にから出す言葉は自分を左右します。
これはメンタルの部分からも言える話です。
何かあっても
最悪・終わったなどと言わない方向に周りが持っていかなければいけません。
何かあっても・・
これぐらいのことは大したことない。俺はこれぐらいのことでは終わらない。
そう考え口にすることで『やらないから出来ない選手』ではなくなります。
私自身もそうでしたが
『やれば出来る子』という考えではなく『やらないから出来ない子』
という考えにシフトチェンジしなくてはいけません。
誰かの一言でお子さんも変わるかもしれません。 |
2018.04.11 |
都知事杯松江予選敗者復活1回戦 |
日曜日に、都知事杯江戸川大会の出場をかけた、第3代表決定の敗者復活戦1回戦が行われます。
新チーム結成後、まだ勝利の女神が微笑んでくれない我チーム。
以前にもお伝えしていますが、
「勝ちたい」と思うことが大事なことではない。
勝つために何をすべきか、が大事なこと。
負けた試合でも得られることはたくさんある。
それを選手自らが考えて、そして自らの意思を持って行動をしなければならない。
勝つためには、、、選手だけでなく、指導者も含め、
考えて、行動しなければならない。
さぁ〜て、
課題は見えてます。
課題を一つ一つクリアにして、勝利を目指しましょう🎵
とは言っても、そんな簡単には、課題は解決はしませんけどね。
|
2018.04.11 |
野球スイッチどこにある?(続き) |
〜続き〜
野球スイッチを手に入れると…
野球スイッチを挫折や成功体験から手にしたにもかかわらず、そのスイッチが背中にあって自分で見えないお子さんや、背中に手が届かず自分で押せず悩んでいるお子さんがいるかもしれません。
そういう時に親御さんが野球スイッチの場所をしっかり教えてあげて手助けをしてあげる。自主練を手伝うのもその一つですし、お弁当に好きなおかずを一品入れてあげることでもいいかもしれません。洗濯をする姿や、送迎をしてくれる姿にお子さんが何かを感じる日がやってくるかもしれません。
その親御さんの応援のおかげで、お子さんの野球スイッチは弱から強になっていきます。
野球スイッチは自分の経験から、子ども自らが作りあげていくものであり、親はそのスイッチの強弱を調整してあげたり、スイッチオンとオフの切り替えをしてあげる。
そして、お子さんが成長し、自分自身でそのスイッチの強弱を調整できるように親が導いてあげる事によって、お子さんは【自立】という灯りを手に入れます。
自立は「自分を確立」しようとするものです。それは親が敷いたレールではないかもしれません。ですが自分が敷いたレールになります。
その灯りこそが、自分の将来を明るく照らしてくれる光となり自分を輝かせるものになっていくことでしょう。
|
2018.04.11 |
野球スイッチどこにある? |
ウチの子の『野球スイッチはどこにあるのだろうか』とお子さんの野球スイッチをお探しの親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし、野球スイッチは親御さんが「見つけるもの」ではなく、まずは、お子さんが「作るもの」です。
残念ながら、作られていないものを探しても見つかりません。それは、自分のエラーで負けてしまったという挫折から作られるかもしれません。もしくは、自分の活躍でチームが勝ったという大きな成功体験から作られるかもしれません。
いずれにしても、野球スイッチは親御さんが見つけるものでも作るものでもなく、本人が体感したことによって、そのスイッチを手に入れることができます。
親御さんが無理にそのスイッチを作ってはいけません。
無理にそのスイッチを作っても、子供さんが自らそのスイッチを押すことはありません。
親御さんが無理やり押そうとすると、お子様自身が、壊れてしまうこともあります。
本人が体感して手に入れたスイッチだからこそ【自覚】という灯りを照らすことができます。
では、親には何もできないのかというとそうではありません。
〜続く〜
|
2018.04.10 |
IBA大会に出場します。 |
さて、低学年大会参加のニュースの中に、
「努力すること」「今に甘んじないこと」をお話しました。
この事は、低学年だけに言えることではない。
高学年は勿論、大人も同じ。
努力しなければ、成長しないし、今に甘んじていては伸びない。
で、本題。
5/3から6年生は若人クラブと合同チームを結成し、IBAの大会に出場します。
思い起こせば、、、
6年生の君たちが4年生の時に合同チームで練習試合しましたよね⚾
S君の勝ち越しホームラン⚾
K君のファインプレーでゲームセット⚾
あ〜懐かしい。
さて、今度はいったいどんなプレーが飛び出すのでしょうか?
P.S.
チームニュースを今年からどんどん勝手にやってます。
このニュースを楽しみにしている人を一人発見しました(笑)
なので、今週はその方と話をした内容についても、ニュースアップしてみました。
|
2018.04.10 |
低学年大会に参加します。 |
4月になり、まだ勝てないビクトリー⤵
勝てない理由は、たくさんありますが、、、
さて、今月末に低学年の大会に出場することが決まりました。
普段A戦では出場する機会の無い選手も日頃の練習の成果を発表することが出来ます。
低学年、皆がんばってます。中には自主練習している子もいるでしょう。努力している子もいるでしょう🎵その発表の場です。
今、低学年でA戦に出場している選手がいます。
厳しい言葉かもしれませんが、必ずしも彼らが他の低学年選手以上に日頃の自主練習や努力しているとは限らない。。。。つまり努力の結果でも、自主練習した結果でも無いってこと。(勿論努力している子もいますよ☺)
他の選手と比べて、今はちょっと?足が速い。今はちょっと?守備が上手い。と、ちょっと?センスがある。ってこと。これもとても大事で価値のあること。でももっと大事なことは昨日より今日、今日より明日。どれだけ努力したのか?上手くなるために何をやったのか?です。
A戦に出場出来ない選手が誰よりも一番努力しているかも知れませんよ⚾
A戦に出場出来ない選手が、試合に出たくて誰よりも自主練習しているかも知れませんよ⚾その努力の成果、その自主練習の成果が今月末の大会ですぐに結果としては現れないこともあるでしょう。
でも、今努力してがんばっているなら、、、君たちが5年生、6年生になったときに大輪の花を咲かすことが出来るでしょう🎵私はそう信じている。
そしてもし、今A戦に出場していて、自身のセンスに甘んじて、努力していないなら、、、自主練習をしていないなら、、、
今後もその僅かなセンスだけで野球を続けたのなら、、、大きな花を咲かすことが出来ないでしょう❗(厳しいことば、すみません)
低学年の君たちへ。
野球に対する取り組みや考え方、努力や自主練習。。。
そういったことの成果は直ぐには現れません。。。
でも、努力は裏切りません。
君たち全員が高学年になったときに、、、その成果が結果して現れることでしょう❗
努力した子は、花を咲かせ🌷
努力を怠った子は花を咲かすことが出来ないでしょう❗
全員が大輪の花を咲かせてくれることを期待し、信ずると共に、そのための最大限の指導やサポートをすることを私は約束します。 |
2018.04.10 |
あなたが教えたから、ですよ |
以前、ミスが目立ち大敗したチームを見かけました。
確かに内容の悪い試合だったのですが・・監督さんが選手に言った言葉です。『俺はそんな野球は教えていない』『俺に恥をかかせやがって『俺の顔に泥を塗りやがって』確かにいい試合内容ではなく叱られる場面もあったと思うのですが、この内容はいかがなものかと・・
監督さん・・あなたのために子供は野球をやっているわけではありません。
この言葉を聞いた子供はどう思うのでしょうか?
監督さんに恥をかかせないようにするためにがんばろうとなるのでしょうか?そんなチームを作ったのはあなたです。確かにミスが多くなり、大敗を喫しました。
ですが、私が言いたいのは『あなたが教えたからですよ』と言いたい。あなたの指導の賜物がこの結果なんです。確かに子供たちも反省しなければいけないこともたくさんあるでしょう。でも、あなたも反省することがたくさんあるでしょう・・と。その反省がなく全てを子供のせいにしていては、指導者としての成長はないと思います。
試合中にずっと怒っている人、いますよね・・・よくミスが多くなったりすると興奮してエスカレートする指導者の方を見かけます。『何やってんだよー!てめえ!』『俺がいいっていうまで一生走ってろ!』『そんな野球は教えてねーんだよ!』『お前!何やってんだ!バカか!!』とても愛情ある叱咤には見えず・・もう勢いに任せて自分の感情に任せて怒っているだけの状態。こういう人って・・周りの目が気になってしょうがないんですよね。
『こんなエラーばかりのチームの指導者だと思われたくない。』
『俺はちゃんと教えてるのにこいつらが出来ないんだ。』だから、『俺に恥をかかせやがって』なんて言葉が平気で出てくるのだと思います。
まずは今の自分の指導者の未熟さを認めること。
それは自分の弱さを認めることにもなります。
この弱さや未熟さを自ら認めることが出来る勇気も必要なのです。
そこからスタートしなければ、ずっと、子供のせいにしてしまう指導者になってしまいますよ。
そして、指導者が子どもたちに掛ける言葉。
「バカ」「タコ」「マヌケ」その他、子どもたちを侮辱する言葉。
あり得ない❗ 指導者は、野球の指導者である前に、大人であり子どもたちの見本とならなければいけないということを自覚しなければならない。。。 |
2018.04.10 |
バッテリーエラー |
〜引用〜
野球における暴投(ぼうとう)とは、捕手が普通の守備行為によって止めたり処理することができないほど高すぎ、低すぎまたは横に逸れるなどした投手の正規な投球のこと。
および、このことが原因で走者を進塁させた場合に付される守備記録。ワイルドピッチとも呼ぶ。
投球が捕球可能なコースにありながら捕手が処理できずに走者の進塁を許した場合は捕逸(パスボール)とされ、暴投とは区別される。
ただし、投球が捕手に達する前にワンバウンドし、その後のボールの行方が捕手の守備可能な範囲であったとしても捕逸ではなく暴投が記録される
尚、暴投による走者の進塁は、投手の自責点の要素となる(捕逸はならない)
〜引用終わり〜
投球が捕手の前でワンバウンドすると、捕逸ではなく暴投が記録されます。すなわち、ワンバウンドの投球を捕手が止められず、それによってランナーが進塁してしまった場合、記録上は投手の過失であるという扱いになります。しかし、その一方で「これくらいのワンバウンドは捕手に止めてほしい」と感じることも少なくないはずです。暴投は必ずしも投手の責任とは言えず、うまい捕手が守れば、捕逸だけでなく、暴投の数も減らせるだろうということです。
ただし、ここで勘違いしないで欲しい。確かに上手い捕手なら暴投の数は減らせるが、そもそも暴投を投げてしまうことにも問題があるということを。
高校生やプロ野球で投手は多彩な変化球を用いています。
サインは基本的には捕手が出しています。
例えば、フォークボール。
ストライクゾーンからショートバウンドするくらいの高さに落とす。この場合、捕手はショートバウンドが来ることを予測し暴投/捕逸を事前に防ぐことができるている。
さて本題(?)
記録上では暴投/捕逸と区別されるが、一方で総称としてバッテリーエラーと呼ばれることがあります。
つまり、記録上の話でもなく、またその記録の根拠となる状態でもなく、暴投も捕逸もどちらもバッテリーエラーで投手にも捕手にも責任があるということです。
暴投をそれを止めることが出来ない捕手の責任にしてはいけないし、暴投を投手の責任にしてはいけない。
バッテリーエラー、つまりバッテリー(投手と捕手)二人の責任であるということを自覚させないと、投手も捕手も育つことは無いでしょう❗ |
2018.04.10 |
チームビジョン/方針(続き) |
〜続き〜
例えば、、、
「僕はA選手を試合で使います。A選手以外の選手だって、勝ったら嬉しいはずですよ。だったらA選手を試合に使います」Cコーチはこう話しました。
「自分は練習で出来ないことは試合では出来ないと言い続けてきた。だから、その練習を休んでいるA選手を大事な試合では逆に出すことは出来ない」私ならそう話するでしょう。
そして、BコーチはA選手以外の選手が喜ぶと言いましたが『勝てばいい』ってことではないと私の中では思っているんですよね。
「勝ち方」っていうのがあると思っています。もっと言えば「負け方」っていうのもある。
仮にその大事な試合でA選手を起用して最後にサヨナラエラーをしてしまった。A選手も深い傷を持つかもしれません。その時にもっと練習に参加しておけばよかったと思うかもしれません。
では周りの選手はどうでしょう。
そのA選手に何と声を掛けるのでしょうか?
『だからもっと練習にくればよかったんだ』言葉に出さないにしても心の中で思っていることはあるはずです。
『終わり方』も大切です
その試合が最上級生として最後の大会だとしたら・・
真面目に練習に参加してきた選手たちはその「負け方」では納得して終われないんです。同じエラーをB選手がしてしまっても掛けられる声はあるはずです。一生懸命練習してきた姿を知っているから掛けられる声があるんです。
『終わり方』も大切なはずです。
練習態度でも同じことが言えます
少し話が横にそれますが、これは練習中の態度や自主練をいい加減にやっている選手も同じことが言えます。
ノック中にダラダラしている選手、出来るのにやろうとしない選手・・
『勝ち方』『負け方』を教えていくことも指導者の役目
話を元に戻しますね。
もちろんAの選手に練習に来るよう、どうして練習に来れないか話をしますが・・私の場合はBの選手で試合に臨みます。
それが「チーム方針」であり
その方針で「チーム作り」をしてきたからです。誰でも「勝ちたい」と思っています。
ですが「勝ち方」も大切です。
その結果として「負け方」も大切なはずです。
そういうことを教えていくことが少年野球の指導者として大切な役割なのではないでしょうか?
そのためにはチームビジョン/チーム方針を明確に示し共有することが大切です。 |
2018.04.10 |
チームビジョン/方針 |
*練習を休む選手を大事な試合に出しますか?
チームで二人の選手がいます。
少年野球の選手起用
力を持っているのに休みがちなA選手。力は劣るけど一回も練習を休まないB選手。
公式戦があります。
空いているポジションは一つ。
皆さんはどちらの選手を試合でスタメンとして試合に起用するでしょうか?正解はありませんが…
これこそが「チーム方針」がどうだったのかが問われるところです。
監督やコーチが「練習を休みがちな選手は試合には出さない」と言い続けていたのに大事な公式戦だからといってA選手を起用した。
これは「言ってることとやっていること」が違うことになってしまいます。
所謂「軸がぶれた」ことになり、子供は不信を持ち、親からは不満が出始めます。
勝つために実力がある選手を出す
では…「練習に出ていても出ていなくても実力がある選手を使う」
あるチームでは監督とコーチがこう言い続けていてA選手を試合で使った。少し極論かもしれませんがこれは「チーム方針」のままです。
軸はぶれていないことになります。
「チーム方針」を指導者は明確に子供に伝えていっているはずです。
A選手を試合に出すかB選手を試合に出すかは各チームの方針によって変わってくるのです。
つまり、子供達に
「何を言ってきたか」が大切です。
〜続く〜
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2018.04.06 |
Giant Killing (その2) |
〜続き〜
では奇跡を起こす可能性が大きいチームとはどのようなチームなのでしょうか?
みんなに応援されるチーム
奇跡を起こすチームは周りの人間を味方につけます。
どんな場面でも全力疾走をしているチーム。
心から挨拶をしているチーム。
中身に笑顔で声をかけているチーム。
それは野球の試合の時だけに限りません。
地域清掃をしているチームさんであればその姿を見た地域の皆さんも応援してくれているはずです。
たくさんの応援があるチームは奇跡を起こす可能性が大きいのではないでしょうか。
スローガンを徹底しているチーム
皆さんのチームにもスローガンがあると思います。
全員野球。
常笑軍団。
不撓不屈。
そのスローガンがただの飾りにはなっていないでしょうか?
石川県大会の決勝戦で星稜高校が大逆転した試合がありました。
星稜高校のスローガンは『常笑軍団』だったそうです。
あの試合も大量リードされた試合でも選手たちは、皆、笑顔でした。
逆境の時にこそスローガンを徹底しているチームさんは奇跡を起こす可能性が大きいのではないでしょうか。
軌跡を大切にしてきたチーム
『奇跡』を起こすチームには必ず『軌跡』があります。
辛い練習をみんなで乗り越えた来た軌跡。
野球を辞めそうな仲間を支えてきた軌跡。
我が子を支えてきた親の軌跡。
選手を信頼してきた指導者の方の軌跡。
チームとしてがんばってきた軌跡があるチームは奇跡を起こす可能性が大きいのではないでしょうか。
奇跡はそうそう起きるものではありません。
ですが・・
奇跡を起こす可能性が大きいチームは必ずあります。
裏を返せば、、、
何一つ軌跡が無い中では、奇跡なんて起きないってこと。です。
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