vol.852 『チーム紹介61th(奈良)西大寺ドリームズ』
野球チームを作ろうとしてないのに出来ちゃったってチームは少ないかもしれませんね。
今回紹介する奈良県奈良市にある西大寺ドリームズはそんなチーム。
お話は試合中の派手なパフォーマンスで有名な宮木監督(以下:監)に伺いました。
ポップ係長(以下:P)「監督チームはいつできたんです?」
周りにいらっしゃるお母さんが来ているTシャツの背中を確認して
監「2004年からです!」
P「って監督背中確認したでしょ!っていうか意外に歴史浅いんですね。」
監「元々チーム作る気なかったんですよ。前所属していたチームの方針が理解できなくて
チームを飛び出したら5・6人の子供達が私に野球を教えて欲しいって来てくれましてね。
じゃあ皆で野球技術を高めよう!って活動し出したら輪が広がって今に至ってます。」
P「監督の理想のチームってなんです?」
監「アホ・ボケ・カスは要らんのです。厳しさとは別ですよ。小学生の子供達ってこれから
たくさんの人と出会い、人生を歩む上での色んな”種”をもらうんです。
我々指導者ってのはその1つの種を授けてあげる立場でなければいけない。
野球を通して人を育成する。時にはチームでボランティア活動に勤しむ。
これも立派な指導。何事も一生懸命取り組む姿勢の大切さを気付かせるんです。」
P「監督、素敵な考え方だと共感できます。それでいて好結果が出るというのは?」
監「練習では自主性というものを節目で入れます。厳しく指導した後は自主性に
任せるんですよ。そして試合に臨んでもらう。」
P「試合で心がけていることは?」
監「試合も私が突然テーマを決めたりします。あと、結果を恐れてちゅうちょするな!
小さくなるな!と言ってますね。」
P「グランド見ると、コーチもたくさんいらっしゃいますね。」
監「実はうちは当番無いんですよ(笑)。親御さんには子供と同じ夢を共有してくれって
言います。だから合宿なんかでは親子で夢を発表させるんですよ。声に出すって大切な
ことでしょ。うちの選手は野球の出来る〇〇になりたいって具体的に言う子が多いです。」
少しだぶだぶのオールドスタイルのズボンをはいた宮木監督はPTA会長なんかも
務められる地元でも有名な方なんだとか。人前で講演することもあるそうです。
そりゃ話が上手な訳だ。でも終始笑顔を絶やさず、真剣な眼差しで語られる姿は
チームの方々の信頼感が高まる事を納得させるのに充分でした。
ポップアスリートカップもまだ勝ち進んでいる強豪西大寺ドリームズ。
またゆっくり足を運びたくなる楽しいチームさんでした。皆様ご協力感謝致します!
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