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定期コラム 〜審判編〜 vol.1
2012年6月29日更新
「フェアプレーを伝える者」
氏名 大瀬戸 祥浩
出身地 兵庫県西宮市
生年月日 1970.11.1
審判歴 5年
講習実績 UDC主催クリニック、西日本審判協会主催講習会、他
プロフィール 昨年度よりポップアスリートカップ公式審判員として関西クライマックス等で活躍。趣味は野球観戦。審判する時のモットーは見たままをわかりやすく。
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子供たちから見て審判員てどんなイメージでしょうか?

怖い人?難しい人?やりたくない?などなど。

根本的に野球は審判員がいなくてはスタートしません。

昨年、私は当時3Aの平林岳さんのセミナーを受講しました。
その際、"common sense of fair play"という言葉を教えていただきました。

日本語訳すると"フェアプレーの常識"

ルールブックに書いていないことってたくさんあります。
また、書いていることの解釈っていろいろありますよね。
野球に限らずスポーツはフェアであること常識で考えることからするんですね。

その中で学童野球の指導者や審判員(大人)は子供たちに

"common sense of fair play"を教えることと
自分たちがそうであることが大切だと教えていただきました。

また、平林さんと直接お話しをした際に学童野球の指導者は将来のメジャーリーガーを育てているんですと教えてくださいました。

これにもハッとさせられました。

皆さんチームにはどれくらいの選手が所属していますか?

100人以上のチームもあれば試合ができるかできないかのチームもあるでしょう。
別のスポーツはどうでしょう?
サッカー、ラグビー、テニス、バレーボール、柔道、剣道、etc。
私の地域でもサッカーチームに子供が集まり、野球には集まらない傾向がここ数年あるようです。
さまざまなスポーツの指導者の方々がそのスポーツの素晴らしさを伝えるために子供たちを必死になって集めています。

野球に子供たちが集まらない。
理由はいろいろとあるでしょう。
野球人口が減ることは将来のメジャーリーガーの輩出機会を減らすことです。
また、NPB、独立リーグ、社会人野球・・・
あの感動を与えてくれる高校球児も減らすことになります。

野球人口が減ることは野球ファンを減らすことになります。

野球は日本の文化です。

アメリカで生まれ、日本に渡り、独自に育ってきたこの文化を守るのが今の指導者や審判員の役割だと思います。

私は我が子が地域の学童クラブチームに入り指導者となりました。
野球経験は小学校までです。
技術指導はできません。出来る指導者に任せました。
ボール拾いは出来ました。子供に野球の楽しさを教えることも出来ました。

練習試合で塁審に立った時は親指が立ってました(笑)。
あれから数年。
今は地域の指導者の方、審判をされるかたなどに私が学んだことを面白おかしくお伝えすることをしています。
審判講習会のインストラクターとでも言いましょうか。
これから、このコラムでお父さんの初めての審判を楽しくするために!子供たちのための審判!をお伝えできればと思っています。
まだまだ若造で経験も浅い審判員です。だから多くの審判に携われる方々と同じ目線でお伝えできると思っています。

質問・ご意見大歓迎です!次回より審判講習会のようなコラムをお送りして参ります!

次回予告「ストライクゾーンって何?」

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