PostHeaderIcon vol.571 『ポップ係長、東北レポート2』

仙台で六魂祭という東北6県のお祭りを集めたお祭りが行われるとの情報で、夜行バスでの移動を諦め、始発電車に乗って大阪を出発。
東京からの新幹線は全席指定なのに完売という状態だったため、はやて号のデッキにて仙台まで辿り着く始末。

幸い車内は人があまり多くなかったのですが、私は過去にも仙台行きの新幹線で予約が取れなかった苦い経験があったのに、役に立っていませんね。。。

大阪を出て六時間後に着いた仙台駅は、浴衣を着た人や大きな荷物を転がす人で溢れておりました。そこからは地下鉄に乗り換えて泉中央駅へ。確かここの駅は震災時には人でごった返していた駅です。この日は土曜日とあって若い人たちで賑やかに溢れておりました。

泉中央からは宮城県体育協会の方に車で迎えに来てもらい、抽選会会場である富谷町総合運動公園へ。何の抽選会かと言うと、宮城県の学童NO1を決定する289チームが参加する大会の抽選会です。

今年は本来ならば5月5日に開幕する予定だったのが、震災の影響で延期になってしまったのだそう。

それでも開催の決心をした主催者に拍手ですよね。

ところで289チームってどこに入るのかと思いながら、会場に行ってみると武道館というひろーーいホールがありまして、そこにほとんどのチームの指導者や保護者が集まっておられました。

人の多さと共に感じたのはまず”暑い!”節電のためでしょうか、クーラーはつけず窓が全開。当然私も暑いなんて言えません。

涼しい顔して、実は身体は汗だくになってました。

ここでは、ポップアスリート義援金の説明をさせて頂き、支援が必要なリストの回収に立ち会いました。
宮城県も甚大な被害があった地域な訳ですが、街並みを見ているとかなり復興も進んでいるのかと思っていたら、リストを見て全く違う事に気づきます。

まだまだ野球をする環境が整っていない地域が多かったんですね。
正直驚きました。

神妙な空気の中、会は始まり、私の挨拶・説明も支離滅裂でした。
開会式での私のマイクパフォーマンスをご覧の方には想像つかないぐらいグチャグチャ…。
伝えたい事を伝える難しさをあらためて実感させられましたね…。
シチュエーションからの緊張も半端無かったです。

この拙い挨拶を終えて、再び車に乗せてもらい仙台市内の被災地に向かう事となるのです。


会場の様子

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