ポップ係長ブログ 「ポップアスリートカップ全国大会フラッシュバック7 打者編」
久々のフラッシュバック。今回は打者特集です。
私は本戦全ての試合を見たわけでは無いですし、当然のことながら予選決勝・クライマックスも関東の試合は観戦出来ていません。
ただ観戦した試合の中でこの選手は注目!という選手は何人か居ました。
そしてそれは本戦が始まる前にもチームの方には会話の中で言ってたりしたんですけどね。
ちなみに本戦は公式記録員がすべて試合をチェックしてましたので、全員の公式記録があるんです。
ちょっと時間をかけてそのすべてを算出してみました。
プロ野球と違い、負けたら終わりのトーナメント戦のため規定打席なるものを定めることはできませんし、試合が多くなればなるほど打率は下がっていくのはごく自然なことです。だから打率はあまり意味がありません。
そこで今回は安打数ランキングを出してみました。
★第3回ポップアスリートカップ安打数ランキング★
第一位 7本 福富くん(名古屋平針HBC)
第二位 6本 若木くん(山田池ファイターズ)
第三位 5本 和久田くん(山田池ファイターズ)
第四位 4本 杉浦くん(名古屋平針HBC)
〃 4本 古俵くん(山田池ファイターズ)
〃 4本 赤山くん(物部スターズ)
第七位 3本 13人 (物部6人、名古屋4人、山田池1人、成城1人、六会1人)
という結果でした。
第一位には優勝した名古屋平針の核弾頭福富くんが輝きました。何と福富君の打率は.583。そして出塁率は.643と抜群の成績です。実は私ポップ係長のイチオシ選手は東海大会決勝を終えた時点でこの福富くんでした。頭の全くブレないスイングと早いスイングスピードは東海クライマックス決勝のHRからピカイチでした。ちなみに2回戦のウッディボーイズ戦では強肩でバッターランナーを刺殺するなど総合的な力を持った好選手ですよ。(ひかりテレビの2回戦ダイジェストにもそのプレーが出てきます)
そして第二位には三位に入った山田池ファイターズ主将の若木くん。小学生ばなれした体格から放たれる打球は中学生レベルで脅威の「2番打者」でしたね。
第三位にも山田池ファイターズの技巧派左腕の和久田くんが入りました。柔軟性を感じさせる好打者としてチームの中軸以降をけん引してましたね。ちなみに5打数以上の打率で言うと.625で彼が1位になります。出塁率は.667!
そして第四位には平針から恐怖の下位打者杉浦くんが堂々ランクイン。主に9番打者ながら常に塁を賑わし、福富くんのタイムリーで生還するという役割を果たしたようです。
同じく4本の山田池古俵くん。彼も下位打線ながら3位決定戦の若松戦では3安打2打点の固め打ちでランクインです。鋭いスイングはとても下位打者ではなかったように感じます。
そして準優勝の物部からは赤山くんが4本ヒットを放っています。彼は小柄ながらしぶとい打撃で盗塁も通算3を記録しています。身体の大きさは関係ありませんねぇぇ。
と上位選手はこのような結果でした。(ちなみにチーム記録と公式記録が違っている場合もありますのでご理解ください)
長打編にいきましょう。
今回のホームランは共に劇的な2本が出ています。
1つ目は1回戦で飛び出した成城ヤンガース萩くんの劇的サヨナラホームラン。0対0の均衡をたった一振りで決着させた飛距離と共にその強心臓ぶりが圧巻です。(こちらもひかりテレビのダイジェストに完全収録)
2本目は決勝の1回裏に飛び出した名古屋平針の4番忍田くんの先制2ランホームラン。決勝まで1失点で勝ち上がった物部の出鼻をくじく相当貴重なホームランでした。ちなみに忍田くんの安打数は3本でしたが、四死球が5つもあったんです。それにより出塁率が.615という驚異的な数字を残しています。ちなみに優勝を決めたマウンドに立っていたのも彼ですから、イイ思い出になったことでしょう。
ここから下は印象に残ったデータと選手を紹介。
まず若松ブルーウイングスの9番バッター野口くん(5年生)は7打席中出塁が5で.脅威の714という出塁率です。
そして同じく若松からは四死球が3つで出塁率.556の星川くん。星川くんと書くと怒られるかもしれませんが、実は女の子なんです。しかも5年生!準決勝で物部の剛腕川本投手から放った2安打はバックネット裏を騒然とさせてました。聞くところによると埼玉県女子選抜に選ばれているそうです。フム納得。。。
ツラツラと書いてきましたが、こうやってみると下位打線が塁上をにぎわしたチームが上位に勝ち残ったようです。打力は高くなくても選球眼があれば充分チームに貢献できるんですね。四死球はヒットと一緒なんて言いますが、その通りの言葉に思えます。
次は打撃成績チーム編です!