学童野球を応援するポップアスリート スタッフブログ

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第7回ポップアスリートカップファイナルトーナメントに四国代表として登場したのが

愛媛の『和気軟式野球クラブ』

（画像は好敵手であった城東野球軍団阿部前監督が甲斐さんに送った画像）

何といってもこの時は松浦君という絶対エースが圧倒的な存在感でしたが、

実はそのチームを率いていたのが甲斐清高元監督。

強面なのにいつも笑顔。きっと昔から腕力が強かったんだろうな・・・と

一目見て判る方です。

でもお話しするととーーーっても礼義正しく笑顔が印象的な方でした。

第7回のファイナルトーナメントでは松浦君の剛腕が炸裂して

先頭打者から9人連続三振という江夏豊さん(古い？）のような

ピッチングを披露し、球場内の大人をざわつかせました。

が・・・結果的には2対２時間切れによる抽選で和気軟式のみんなは

涙を飲みました。

ある意味、強烈な印象を植え付けてスタジアムを去ったチームですが、

実はこの時の6年生は何と２人。つまり残りは下級生だったんですね。

甲斐さんからすると「実はこの時も全国チャンピオン狙ってたんですけどねぇ」

と思えるくらいのチーム力だったんだそうです。

松浦君を含めた６年生の抜けた新チームはその経験を元に翌年愛媛代表として

マクドナルドカップに参加します。

またこの時は、ポップアスリートカップで上位に入る常連の

習志野台ワンパクズ、六会レッズも代表として参加していました。

その中で和気はドンドン勝ち進み、なんと全国制覇を果たしたんです。

となると、ポップアスリートカップも一緒ですが、マクドナルドカップも前年度優勝枠が

ありますので和気はどこよりも早く翌年の全国出場を決めていた訳ですね。

ところがなんと翌年は選手不足で解散の危機を迎えていました。

前代未聞の前年度優勝枠の放棄という危機を迎えたチームでしたが、

野球経験のほとんど無いような選手も集めて何とか全国には出場しました。

結果はベスト８で敗退。それでもベスト８にまでしてしまう甲斐さんの手腕も凄いですが・・・。

更に驚くことに・・・

そのわずか３週間後の８月３０日和気軟式野球クラブは何と解散してしまいました。

『和気軟式野球のニュースページ』

色々な感情が隠れたような文章に見えます・・・。

先日その甲斐元監督に約１年８か月ぶりにお会いしてきました。

いつも通りの変わらぬ笑顔でその時の状況と今を話してくださった甲斐さん。

ここでは多くは語れませんが、きっとまた学童のグランドに戻ってくるんじゃないかなぁ。

いえ、戻らないといけない人だと思うんですよねぇ。

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