vol.1374『四国クライマックスレビュー!②』
いつもありがとうございます。ポップ係長です<(_ _)>
昨日に続く四国クライマックスレビュー第二弾!
第3試合の代表決定戦です。
第2試合では香川の仁尾ベアーズが高知の多ノ郷ライナーズを8対0で
完封勝利した訳ですが、ここにも1つの伏線が隠れています。
(それは後ほど・・・)
この試合とにかく塁を賑わせたのは城東。
初回は安打2本と1四球、二回は2死四球。この時点で5人の出塁。
なのに2回を終えて丁度打者一巡という少し走塁でチグハグさが
目立ちました。
更には3回、2本の2塁打と2四球なのに無得点・・・。打者は5人で
終了という、負のスパイラルに限りなく落ちていくようでした。
それに乗じた仁尾Bは3回裏に四球で出た二人のランナーをキッチリ送って、
クリーンアップの3連打で3得点。ここまで明暗がクッキリと別れるの珍しい・・・。
その後も城東は5回に2本の2塁打と1四球を活かせず無得点。
これは後で青野監督に聞くと「精度がここまで落ちてるとは思わなかった」
との事。つまり選手の勘が少し鈍っていたために、それまでは成功していた
ものがことごとく失敗に終わったのでしょう。
そのまま城東は無得点で6回を迎える訳ですが、この回は作戦を変更します。
それまで足でかき回そうとしてたところを動かずに選手の打力に
たくします。
すると四球と安打で出塁した2人のランナーを迎える待望のタイムリーが出るのです。
ここぞの場面に見事応えるのが個々の能力の高さなのでしょう。
この時点で3対2の1点ビハインド。
ちなみに前の回に城東のタイムリーを打ったのは8番バッターへの
ピンチヒッターだったように記憶してます。
彼の打力どうこうではなく、既に仁尾Bの投手は限界が近づいているように
見えてました。
タイムリーを打たれるまでに7四死球ですから、球数も相当数に達しています。
あの時点で投手を交代させることがもしも出来たなら・・・。
そう第一試合で8対0のスコアの時に継投でエースを温存できたなら・・・
というポイントがそこにあったように思います。
結局、城東の最終回は2つの四球と2つの暴投でチャンスを作り、
守備の緊張感が切れかけたところで渾身の2ランスクイズを
決めるのです。
ここはベンチの攻めの姿勢では無く、選手の自発的な判断が
生んだスムーズな逆転シーンでした。
思えば、仁尾Bの守備陣は仕掛けまくる城東の選手の動きに
疲弊させられてたのかもしれませんね。
その布石が5回までの攻撃とすれば、作戦の変更のタイミングも
併せて抜群の采配だったように思います。
あらためまして「おめでとうございました。」
残念ながらあと1歩のところで敗退した仁尾ベアーズは
今年初めて参加してくれた香川県の代表として大健闘を見せてくれました。
少し涙ぐむ選手も居ましたが、よく粘りの精神を発揮されたと思います。
何よりも試合終了後、自分たちでグランド整備をする姿が
ポップ係長の胸を熱くさせてくれましたよ。
参加してくれてありがとうございました!
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