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現代の幼児、児童の体力 |
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松本コーチ | 2012-02-24 08:39:20 |
1.現代の幼児、児童の体力 「子供の身体がおかしい」と言われ始めて約30数年が経ちます。では具体的にどうおかしくなってきたのでしょう。」 @運動不足による身体的変化 ●転倒時、手を着けない、身体を横に出来なくて顔をぶつける。 ●平らな地面で転ぶ。 ●長く歩けない。 ●短時間の朝礼で倒れる。 ●走っている子供同士がぶつかる。 ●ちょっと走っただけで息が上がる。 ●まばたきが出来ずに、目にゴミが入る。 ●椅子から飛び降りただけで骨折する。 ●ボールが飛んで来るのが見えているのに、顔にボールが当たる。 ●身体の異常や病気(肥満、糖尿病、高血圧、側わん症、土踏まず形成の遅れ) A運動不足による精神的変化 ●忍耐力が無くなった。 ●無気力になった。 ●ちょっとした事でも、すぐ怒る心理的許容度の低い子供の増加。 ●顔の表情が乏しい。 ●情緒不安定な子供の増加(話が聞けない、すぐ飽きる、奇声を上げる、自己を抑えられない) B体力の減少(主に小学生) ●全国体力テストの数値の減少。(心拍数含む) 若干、持ち直した種目もあるが、ほぼ毎年減少している。 様々な現代っ子の体格・体力に関する研究報告をまとめると、子供の身体はどんどん大きくなってき たが、その大きくなった身体を、しっかり支えたり、長く続けて動かしたり、柔らかく曲げ伸ばしたりする力が数十年に渡り、落ちてきていると言えます。 |