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『野球実技レベル測定』について

 
2011-12-18 20:11:42
新チームの戦力分析を行うため、野球実技レベル測定を行いました。(12月11日 東小にて実施)
内容は塁間走、ベース1周走、遠投、塁間クイック(野手送球)、捕手二塁送球などで
各学年毎の全国平均値や最高値と比較して、グラフ化を行い
チーム全体や選手個々の特徴や課題を把握することで
今後のチーム強化策や選手個々の育成課題を明確にしていこうというものです。

選手個々に関する特徴や課題については、
選手本人とも認識を共有していくことが重要と考えられますので、
練習時に監督との面談を通じて選手本人へフィードバックしていくつもりです。

加えて、今後は3〜4ヶ月毎に同様の計測を行っていき
練習の成果や選手個々の成長を把握するとともに、
以降の強化策や育成課題について、適切な調整を図っていきたいと考えています。

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◆データ、グラフの見方(その1)
当該資料の見方について説明を行ったコーチ会にご参加されなかったお父さん・お母さん方のために、フォトアルバムに記載の分析資料を例に、データ、グラフの見方についてご説明します。

◇はじめに(重要!!)
※通常では一緒に比べることのできないさまざまな能力(走力や遠投力など)を、同じ尺度で比較することができます!!

当チームは塁間走や遠投といった野球実技のレベル換算指標として、日本野球実技検定協会による少年軟式野球実技検定5級~1級の認定基準を準用しており、6年は2級、5年は3級、4年は4級、3年以下は5級の採点基準により得点化を行い、各学年毎の全国平均値や最高値と比較する手法を採っています。
たとえば、各種目の3年平均〜最高が、だいたい5級採点基準の50点〜100点に対応分布しており、上に示した各学年と各級の関係も同様な対応を示しています。(実際の検定では全種目平均で65点以上が求められますので、平均レベルの子供は上記より1級下のレベルに対応することになります。)
したがって、通常は一緒に比較することのできない、塁間走(4.76秒)と遠投(38.6m)といった測定単位の異なる野球実技のレベルを、4年生レベルでみて塁間走は58点、遠投は47点というように、この基準を使って数値化・グラフ化することで同じ尺度で比較することが可能となり、多岐にわたる実技種目をひとつに取り纏めて各個人やチーム単位で総合力を分析することができるようになりました。
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