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野球ルールいろいろ・FAQ

 
2012-03-13 01:32:26
練習中に子供に聞かれて思わず詰まってしまったケースや、子供に教えるために整理・確認しておきたいルールなどについて、コーチ達やお父さん・お母さんの疑問にチームの審判員コーチなどがお答えする野球ルール情報コーナーです。
※審判員コーチの皆さんは、本コーナーでの質問や疑問に対して出来るだけお答えいただくと共に、またその他にも役立つ情報や補足情報などありましたら積極的に発信くださるようご協力お願い致します。m(_ _)m

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先日の練習で子供達と『グランド作り』を行った際に説明したグランドルールについてご紹介します。
◆グランドルール(その2)

◇ダートサークル
ダートサークル (dirt circle) とは、野球場で本塁周辺に設けられた円形の土の部分、またはそれを示すための円形の白線を指すものです。(少年野球では本塁から半径約3.3メートルの円形の白線)
公認野球規則では、「第三ストライクと宣告されただけで、まだアウトになっていない打者が、気がつかずに、一塁に向かおうとしなかった場合、その打者はホームプレートを囲む土の部分を出たらただちにアウトが宣告される」と示されています。ホームプレートを囲む土の部分とはこのダートサークルを指し、第 3 ストライクを宣告されただけでまだアウトになっていない(振り逃げ可能な)打者が一塁に走ろうとせずにダートサークルから外に出た場合、球審は直ちにこの打者にアウトを宣告します。

◇スリーフットライン
本塁と一塁を結ぶ塁線の後半部分に、外側にさらに線が引かれています。これを”スリーフットライン”といいます。少年野球(学童部)では11.5メートルと定められています。
なぜ、一塁にだけその線があるのかというと、野球規則では「一塁に送球がなされる場合は、走者はホームと一塁の後半部分を走るときは、スリーフットレーンの中を走らなければならない。」とされ、もし、スリーフットラインの外側もしくは内側を走っていて、守備を妨げたと審判員が認めた場合は、打者走者がアウトになり、走者は投球当時にいた塁に帰らなければなりません。
もし、絶妙のスクイズを決めていても、打者走者が塁線の内側を走っていて、キャッチャーから一塁への送球に当たってしまったら、自分はアウト、ホームインした三塁ランナーも元に戻されてしまうのです。
もちろん、打者走者に守備を妨害する意図がなくても、です。
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