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KP〜プロテクトキッズプロジェクト〜 Protect Kids Project 第3章:Save Lives×ProtectKidsProject 江尻慎太郎選手 AED寄贈プロジェクト

そして2つ目の寄贈先である石巻市に向かいました。女川町から車で走る事約30分、死者3,282名、行方不明者が600人を超える大打撃を受けた石巻市に辿りつきました。石巻市ではAEDに対する認識を石巻市体育協会の近藤昌弘様に伺いました。

AEDがあれば本当に安心

石巻市体育協会事務局長 近藤昌弘様 江尻慎太郎選手:代理人 阿部慎史様
  • 左:石巻市体育協会事務局長 近藤昌弘様
  • 右:江尻慎太郎選手:代理人 阿部慎史様

「体育館で卓球教室に参加されていた御老人が倒れられた際にAEDを活用した実績があります。職員の中にも実際にAEDを使用された方が居るとの事で、AEDという機器の重要さは充分理解しています。」
「AEDがあれば本当に安心して、今後の大会運営などができますね。」
などの意見を頂戴しました。

また 「体育館でフットサル練習中に亡くなった方がいらっしゃるんです。もしその時AEDがあれば助かったかもしれません。結果的に今現在体育館でフットサルができなくなっている。つまり不幸な出来事が起きたことによるスポーツ機会の減少につながっているという悲しい現実もあったりするのです。」

また江尻選手の経歴などもお話しすると「スポーツ少年団主催でAED啓蒙の機会を作っていけたらいいですね。その時は江尻選手にもお越し頂けたらいいですね。」と終始和やかな雰囲気の中、石巻市への贈呈式が完了しました。

AEDの注意事項を聞かれる石巻市体育協会の皆さん

AEDの注意事項を聞かれる
石巻市体育協会の皆さん

江尻選手に寄贈頂いた3台のAED。1台は女川町、2台は石巻市のスポーツ少年団にお届けすることができました。
震災に負けずスポーツに励む少年少女たちにとって「安心」という多大なバックアップをもたらす第一歩になったのではないでしょうか。

AEDが使われる事は決して望まれる事ではありませんが、万が一の時にきっとかけがえの無い「命」をつないでくれることを願います。

AEDは救命処置のための医療機器です。AEDを設置したら、いつでも使用できるように、AEDのインジケータや消耗品の有効期限などを日頃から点検することが重要です。製造販売業者または販売業者が、設置者の保守管理の手間を軽減する独自のサービスをご用意しております。お客様のご都合に合わせて、これらを利用し、いつでもAED が使える状態にしておいてください。」


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