「体育館で卓球教室に参加されていた御老人が倒れられた際にAEDを活用した実績があります。職員の中にも実際にAEDを使用された方が居るとの事で、AEDという機器の重要さは充分理解しています。」
「AEDがあれば本当に安心して、今後の大会運営などができますね。」
などの意見を頂戴しました。
また 「体育館でフットサル練習中に亡くなった方がいらっしゃるんです。もしその時AEDがあれば助かったかもしれません。結果的に今現在体育館でフットサルができなくなっている。つまり不幸な出来事が起きたことによるスポーツ機会の減少につながっているという悲しい現実もあったりするのです。」
また江尻選手の経歴などもお話しすると「スポーツ少年団主催でAED啓蒙の機会を作っていけたらいいですね。その時は江尻選手にもお越し頂けたらいいですね。」と終始和やかな雰囲気の中、石巻市への贈呈式が完了しました。
AEDの注意事項を聞かれる
石巻市体育協会の皆さん
江尻選手に寄贈頂いた3台のAED。1台は女川町、2台は石巻市のスポーツ少年団にお届けすることができました。
震災に負けずスポーツに励む少年少女たちにとって「安心」という多大なバックアップをもたらす第一歩になったのではないでしょうか。
AEDが使われる事は決して望まれる事ではありませんが、万が一の時にきっとかけがえの無い「命」をつないでくれることを願います。